ランボルギーニ「アヴェンタドール」の次期モデルはプラグインハイブリッド&V12&900馬力?!

2020-05-26

ランボルギーニのフラッグシップモデル「アヴェンタドール」(「ムルシエラゴ」の後継)が登場して7年が経過しましたが、モデルイヤーとなる10年目に向けて次期後継モデルに関する情報も少しずつ明らかになってきています。




「アヴェンタドール」の後継モデルに関して、ランボルギーニの最高技術責任者であるマウリツィオ・レッジャーニ氏は、「燃料消費とガス排出量などを考慮する必要がある」とのことで、更に同氏はプラグインハイブリッドシステムと組合わせ自然吸気エンジンにフォーカスを当てることで”将来のスーパースポーツへの正しい答え”であると説明。

同氏によると、ハイブリッドシステムの仕組みについて議論が色々行われているものの、一部の企業が行うパフォーマンスに準じた一般的な技術を流用することや、EVのみでの航続距離に焦点を当てる人もいますが、ランボルギーニとしては、ANIMAドライブセレクター「ストラーダ(公道)」「スポルト(スポーツ)」「コルサ(サーキット)」によって大きな電力増加のためのeブースト効果を発揮するシステム(バッテリーの使用率に焦点を当てる)を提供していきたいと説明。

そして、これまでフラッグシップモデルにて採用してきたV12エンジンをはじめ、カーボンファイバパーツ、その他部品の特性を失くことなくランボルギーニのアイコンを再開発していくと必要があるとのこと。

なお、ランボルギーニは2014年にプラグインハイブリッドモデルの「アステリオン・コンセプト」を発表しており、この個体のパワートレインには、排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジン+3基の電動モータを搭載し、システム総出力910ps、0-100km/hの加速時間は3.0秒、最高時速は320km/hにまで到達。
次期後継モデルは、V12+プラグインハイブリッドを搭載するなれば、確実に最高出力は900psを超えることは間違いなく、マクラーレン「P1」や「ラ・フェラーリ」に匹敵するパワーを持つこととなりそうです。

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Reference:CARSCOOPS