環境法規制は完全無視の6輪SUVモデル「デヴェル・シックスティ」がドラッグレースに登場。エンジンはまさかのダーティー・ディーゼル【動画有】

2020-05-26

昨年、ドバイモーターショー2017にて、圧倒的な注目度を誇るエンジン出力5,000ps仕様の「デヴェル・シックスティーン(Devel Sixteen)」が登場する一方で、同メーカのSUVモデルとなる6×6の6輪コンセプトSUVモデル「デヴェル・シックスティ(Devel Sixty)」がドラッグレースバトルに挑戦。

最大のライバルは、メルセデスベンツAMGの6輪SUVモデル「G63 6×6」で、この個体を圧倒するヴィジュアル(フロントマスクはとにかく不気味)とスペックを持ちますし、今回のドラッグレースにて登場しているメルセデスベンツAMG「GT S」とのバトルでは圧倒的な加速力にて勝利しています。


「デヴェル・シックスティ」の気になるパワートレインは、排気量6.75L V型8気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力720hp、最大トルク1,000Nmを発揮します。
ただ、今回登場しているモデルはあくまでもコンセプトモデルであり、ベースモデルのエンジンを搭載するため、レンジトッピング・バージョンでは最高出力は2倍以上となる1,500hpまで向上します。

足回りはかなりぶっ飛んでおり、30インチ後半はあろう大口径タイヤを装着しています。
ホイールはもはや何穴式なのかわからないほどに締結。
ちなみにこの個体、まるで戦車のように武骨なスタイリングをしていますが、車体重量はまさかの1,645kgと超軽量で、トヨタ「ハリアー」よりも軽量という事実。
価格にして約5,000万円と非常に高額ですが、オプションではフルカーボンファイバボディに設定することも可能で、更なる軽量化が可能となります。

マフラは下の赤丸から噴き出すわけですが、片側3本だしではなく、まさかの両サイド3本だし(計6本だし)。
昔ながらの上向きマフラとなっていますが、そもそも上向きは粉塵の撒き上げ防止と、作業現場での環境改善を目的に作られたと言われています。

「デヴェル・シックスティ」から噴き出す煙はこんな感じ。
環境法規制完全無視&スス出し放題のクリーン・ディーゼルとは真反対のダーティー・ディーゼルエンジンを搭載します。

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Reference:motor1.com