マクラーレンの”ナイキ”のようなロゴは何が由来?軽く歴史も調べてみよう【動画有】

2020-05-26

フェラーリやランボルギーニはもちろんのこと、全てのメーカに必ず存在する自動車ブランドの”象徴”であり”顔”でもあるロゴ。
今回はそんな数あるブランドから、マクラーレンの”ナイキ”のようなブランドロゴについて触れていきたいと思います。


マクラーレンのロゴは、大きく三つの由来があるとのことで、一つは車の空気力学に由来する「渦、風洞」で見ることのできる渦巻きの形を表現していると言われています。

残り二つは、マルボロとキウイと呼ばれる鳥から取入れたとも言われています。
特にマルボロは、1981年にF1の重要スポンサーとして契約され、そのときのタバコ会社にあるマルボロのブランドロゴと融合させたことが現在のマクラーレンのロゴへと進化したと言われています。

もう一つのキウイとは、これはニュージーランドに生息する飛べない鳥類を指しており、果物の「キウイフルーツ」もニュージーランドからアメリカへ輸出されるようになった際も、ニュージーランドのシンボルであるキウイに因んで1959年に命名されたと言われていますね。

【What Does The McLaren Logo REALLY Mean? – Carfection】

Reference:CARSCOOPS

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イタリアのタイヤメーカ・ピレリ(Pirelli)が、1978年に実車を用いて形成したロゴパフォーマンスを40年ぶりに再現しました。
実際に使用したレーシングモデルは全部で41台、厳密には”P”の表記を40台、”i”の”上の点”の部分を1台使用しています。
各車両全て車種やメーカが異なりますが、全てに統一されるのは同じピレリのタイヤを履いていること。
そして、このロゴを撮影したのは40年前と同じ写真家のエイドリアン・ハミルトン氏となります。

撮影されたスポットはイタリアの有名なモンツァサーキット場で、Blancpain GTシリーズに参戦した合計41台のGT3モデルだけを集めています。
メーカ数は12種類で、41台全ての馬力を合計すると驚異の22,000psとなります。

実車を用いてのロゴのサイズは長さが80m×高さ18mと非常に大きく、このロゴの形成には150人のスタッフが参加しました(参加メーカは、BMWやフェラーリ、ランボルギーニ、レクサス、マクラーレン、メルセデスベンツ、AMG、日産、ポルシェ、ジャガーなどピレリタイヤを装着するメーカ)。

ちなみに、こちらが40年前の実車を用いたピレリロゴ。
トータルで何台のレーシングカーが使用されたのかは不明ですが、とにかく密集度がとんでもないことになっていますね。隙間なくビッチリと埋めていますが、昔ながらの形成方法といった感じで、時代を感じる瞬間でもあります。