【レンダリング】テスラ「ロードスター」にスペースXパッケージを搭載したら?→もはやEVではない件

2020-05-26

先日、テスラのハイパフォーマンスEVスポーツクーペ「ロードスター」に、強烈且つクレイジーともいえるスペースXパッケージが設定可能であることが判明しましたが、このスペースXパッケージを装着したレンダリング画像が公開されています。

スペースXパッケージは、「ロードスター」に10基ものミニロケット(イーロン・マスクCEOのもう一つ会社であるスペースX社のロケット)が搭載され、従来のEVスペックに不足する驚異的な加速性能(最大トルク10,000Nm?!)に加えて、空をも飛ぶことができるオプションと言われています。


そんな強烈且つクレイジーというか…あまりにも危険すぎて「本当にこんなモノを公道で走らせて良いの?」と言わんばかりのスペックを持ちますが、そもそもバッテリーとモータを売りにしたEVメーカが、環境性能を完全無視した内燃機関以上のロケットを装着してしまうとテスラの方針に沿わないような気も…この辺りは詳細なる情報が明らかにならない限りは何とも言えなさそうですね(機能的にはマリオカートのジェットスタートみたいな感じになる?)。

ちなみに、今回公開されているレンダリングでは、その10基のミニロケットを搭載し、走行性能を向上させるためのエアロパーツが装着されていますが、近未来感満載のEV?スーパースポーツといったところ。

正面からは、非常に目立つフロントスプリッターに、2基の小型ロケットがヘッドライト直下のエアダクトに設けられていることが確認できます。
サイドを見てみると、サイドスカートやリヤホイールアーチのすぐ近くにまた別の小型ロケット4基が設けられ、リヤには強烈なダウンフォースを発生するための大型リヤウィングが装着されていますね。
何度も言うように、スペースXパッケージを設定した「ロードスター」は、本当にEVモデルと謳って良いのかは甚だ疑問ですが、とりあえずどのようなスタイリングと機能性を持って登場するのか、非常に気になるところです。

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Reference:CARSCOOPS