男のV8エンジンを搭載。レーシング仕様にカスタムされたBMW「i8GTR」が登場

2020-05-26

直3ハイブリッド→V8NAにスワップの男前仕様

BMWは、ハイパフォーマンスモデル「M1」を発表して以来、中型エンジンタイプのスーパーカーを発表していませんが、この度フランスのコーチビルダーがプラグインハイブリッドモデルの「i8」を過激カスタム。

今回カスタムされた「i8」は、レーシング仕様に仕上げられたことから「i8 GTR」と名付けられ、シャシーを中心に再設計が施され、全体のシルエットもレーシング風にデザイン。
パワートレインも、環境法規制を配慮した排気量1.5L 直列3気筒自然吸気エンジン+電気モータ搭載のプラグインハイブリッドから、同規制完全無視の排気量4.0L V型8気筒自然吸気エンジンに置き換えられ、最高出力も369hp→約540hpへと大幅アップしています。

エンジン置換えによりパワーアップ以外のメリットも

この「i8 GTR」は、Belcarシリーズに参加するHamofa Motor Sportチームのために開発され、今後ベルギーGPにて本格参戦していきます。
ちなみに、この個体の車体重量は約1,100kgと非常に軽量で、従来モデルの1,500kgよりも400kgの軽量化(電気モータを排除しているため)に成功。
パフォーマンスにおいても、0-100km/hの加速時間が4.4秒、最高時速は250km/hにまで到達します。

なお、フランスのコーチビルダーは、更なるアップグレード計画を進めており、最高出力500hp→600hpにまでパワーアップさせるとのことですが、ロードリーガルモデルとして展開する可能性は限りなく低そうです。

【I8 GTR race car Revealed】

【BMW i8 V8 GTR Silhouette – Z4 GT3 sounds】

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Reference:CARSCOOPS