【走行距離は約12,000km】37年間美しく保管&コンディション抜群のBMW・M1が約9,800万円にて販売中!今後も更に価値を高めるかもしれない一台に?

ここまで条件の良いBMW M1は中々見つからないかもしれない

中古車市場にて、かなり希少ともいえるBMWのスーパーカーM1が販売中。

この個体は、1976年にBMWモータースポーツ(現在のBMW Mグループ)が、当時の強豪モデルであったポルシェ934/935の対抗馬”E-26”として開発が進められた一台で、BMWのモデルラインナップの中でも最も人気の高い一台でもありました。

生産台数は僅か453台で、その内の20台はレーシングモデルとして製造されたM1ですが、今回中古車市場に登場したのは、1981年に製造されたモデルで、恐らくこれまで中古車市場にて登場した中で最もコンディションの良い個体だと言われています。

早速M1の内外装デザインをチェックしていきましょう。


一度も修復歴などなく、常に美しい状態にて保管されてきた!

こちらが今回、中古車市場にて販売されているM1。

このモデルは、オリジナルのアルピン・ホワイトにて塗装され、オリジナルトリムとアルミホイールを装備。

そして1981年に製造されてから、一度も修復されていないとのことで(今まで大事に保管されてきた)、軽微な摩耗はあるものの定期的なメンテナンスは実施していたとのことからコンディションは抜群とのこと。

僅か2オーナーの極上の一台

元々この個体は、メキシコのオーナーが購入し、その後カリフォルニアへと輸出され、そのオーナーによって30年間保管されていたとのこと。

そのため、2オーナーの経歴が残っています。

中古車情報としては、BBSアルミホイール以外は基本的に純正パーツを装備しており、更には、この個体を購入したオーナーには、売却元のオーナーがOEMしたホイールの保証を提供すると説明。

中古車価格は日本円で約9,800万円!しかし今後も更に高騰する可能性も?

インテリアはブラックのファブリックシートに、ブラックのレザートリム等非常にシンプルな構成となっています。

走行距離は12,186kmとそこまで走り込まれておらず、自走はもちろん可能。

そして気になる中古車販売価格ですが、日本円にして約9,800万円と高額ではあるものの、今後更に内燃機関モデルの希少性が高まることを考えると、まだまだ高騰する一台かもしれません。

パワートレインは、当初排気量4.5L BMW製V型12気筒自然吸気エンジンを搭載予定でしたが、当時の社会問題となったオイルショックや環境法規制の観点から即却下されてしまい、更なるダウンサイジングモデルとなる排気量3.5L M-88型直列6気筒エンジンを採用(エンジン出力274hp/最大トルク330Nm)。

潤滑系統にドライサンプ方式を採用することでエンジン搭載位置を下げ、低重心化を再現しています(これにより走行性能を向上)。

エンジン出力は274hp、最大トルク330Nmを発揮します。

☆★☆BMW関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:motor1.com