ブガッティ最強の限定モデル「シロン・ディーヴォ」が8月24日に世界デビュー。限定40台のみ、価格はやはり約6.4億円だ!

2020-05-26

ブガッティ究極の限定モデルのデビューが決定

先日、突如として発表されたブガッティ最強のハードコアモデル「シロン・ディーヴォ」ですが、この個体が来月8月24日に開催するアメリカ・カリフォルニアのThe Quail A Motorsports Gatheringにて世界デビューすることが明らかとなりました。

そもそも”ディーヴォ”の由来って何

この限定モデルに命名される”ディーヴォ”とは、1920年代後半にブガッティのレーシングモデルにてTarga Florioレースを2回優勝したフランスのレーシングドライバであるアルバート・ディーヴォ氏の名を冠したものになるということで、ブガッティがこれまで命名してきた「ヴェイロン/シロン」同様に、希少な限定モデルに関してもレーシングドライバの名前を採用してくる辺り、かなり気合が入っていることがわかりますね。

ディーヴォは、従来の「シロン」と何が違うの?

ブガッティCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏は、「従来のシロンに比べてパフォーマンスを重視しているため、軽快に走れることやコーナーでのスピーディな走り、そして世界中にスリルを与えることを望んでいる」と説明していて、これまで直線番長といわれてきたブガッティが、遂にコーナリングにおいてもトップレベルのパフォーマンスを発揮できる一台になるのかもしれません。

加えてパフォーマンスという単語の中には、軽量且つ敏捷性が高く、より高いダウンフォースとGフォースを持つことも含まれているため、もはやレーシング仕様に近いデザイン言語の強調(ヴィジョン・グランツーリスモも含んでる?)と機能性を持つ一台になるかも?との期待が寄せられています。

ちなみに、生産台数は僅か40台と非常に少なく、車両本体価格も約6.4億円と、「シロン・スポーツ」の約3.4億円よりも2倍近い価格帯にまで跳ね上がることから、車体重量の大幅な軽量化はもちろんのこと、パワーチューニングも施されるのではないかと考えられています。

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Reference:CARSCOOPS