ジャガーが新たなモデル「J-Type」を商標登録。オールEV&ミドシップスーパーカーとの噂も
ジャガーに「J-Type」がラインナップ?
ジャガーは現在、2ドアスポーツモデルの「F-Type」やパフォーマンスSUV「F-Pace」、コンパクトSUV「E-Pace」、そして新たに販売されるオールエレクトリックSUV「I-Pace」をラインナップしますが、今回新たに「J-Type」と呼ばれるモデルが商標登録されたことが判明しました。
このモデルは、自律走行やソフトウェア、車、修理、整備など、欧州連合知的財産庁(EUIPO)とは異なるカテゴリにて申請していて、もしかすると新たな技術やソフトウェアの種類として登録された可能性がありそうです。
しかしながら、現時点ではまだまだ明確になっていない「J-Type」。
2016年には、ジャガーのデザインディレクターであるIan Callum氏もRoad&Track誌でのインタビューにて、「F-Type」に置き換えられるモデルを検討していることも明らかにしていたため、スポーツカータイプになることも十分に有り得る話ではあります。
しかも、「F-Type」は元々コンセプトモデルではミドシップエンジン搭載型のスポーツカーとして登場予定だったので、そのエンジンレイアウトが「J-Type」に引き継がれる可能性もありそうです。
その一方で、ハイブリッド化やEV化が進む中、本格的に内燃機関モデルから離れなければならないことを考慮すると、オールエレクトリックスーパーカーということも考えられます。
一方ではフラッグシップSUVとの噂も?
今年4月にも「J-Type」の登場が囁かれた際は、「F-Pace」よりも更に大型で、ランドローバー「レンジローバー」よりも小型となるフラッグシップSUVとして、ポルシェ「カイエン」をライバルとするスポーティ且つラグジュアリーな一台になるとも言われていました。
そのときのイギリスのカーニュースサイトの情報によると、「J-Pace」はオールアルミニウム製のオンロードバイアスを設定されるとのことで、このモデルは特に中国市場でよく売れると想定されることから、同国の裕福なオーナーをメインに販売していくとの計画も。
ベントレー「ベンテイガ」やロールスロイス「カリナン」のようなプレミアムSUV市場への参入の一つにもなり得るとして、価格帯としては約900万円~約1,270万円程になるのではないかと推測。
ただ、当分の間はジャガーのプレミアムSUVモデルは、前回のニューヨークモーターショー2018にて発表されたばかりの「F-Pace SVR」となります。
なお、このモデルが具体的にいつ頃登場するかは明確になっていないため、まだまだ先の話になるとは思いますが、上記の通り環境法規制の観点からガソリンエンジンやディーゼルエンジンの販売規制がかかることを考えると、早急にラインナップの修正を行っていくことは必須となるため、年内には何かしらのアクションを起こしてくる可能性がありそうです。
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Reference:motor1.com