世界初?ロンドンの公道にて、量産仕様のWモータース「フェニア・スーパースポーツ」が登場

2020-05-26

ロンドンにあのスーパーカーが登場

イギリス・ロンドンの公道にて、ドバイを拠点とするスーパーカーメーカのWモータースが製造した最新スーパーカー「フェニア・スーパースポーツ」が登場。
この個体は、Magna Steyrとの共同開発によって生み出された世界限定25台のみ販売されるモデルで、エンジンはポルシェのチューニングメーカ・RUF製となる排気量3.8L 水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力810ps、最大トルク980Nmを発揮します。

パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2.7秒、0-200km/hの加速時間が9.4秒、そしてアクティブエアロエレメントと車体重量1,350kgにまで軽量化したことで最高速度は395km/hまで到達します。


意外と見た目はコンパクト

今回ロンドンにて目撃されている個体は、まるでステルス戦闘機のようなダークグレーのボディカラーに身を纏い、デュアルトーンホイールとイエローのブレーキキャリパを装着しています。
メーカは違いますが、アポロ「IE」のような大量生産には向かない過激なプレスラインが印象的で、映画「ワイルド・スピード」にも登場した先代モデル「ライカン・ハイパースポーツ」の血統を受け継いだクレイジーなスタイリングと言えますね。

画像では確認できませんが、「フェニア・スーパースポーツ」には、完全デジタル化された12.3インチのドライバーズ・ゲージディスプレイが設定され、衛星ナビゲーションや3Gインターネットルータ、10.4インチインフォテイメントディスプレイ、リヤビューカメラ、プレミアムサウンドシステムが設定されます。

「フェニア・スーパースポーツ」の価格は?”フェニア”ってどういう意味?

価格帯としては、約1.9億円と非常に高価ではありますが、前車同様にフロントヘッドライトにダイアモンドやサファイアといった宝石を埋め込むオプションが存在する可能性もあり、そうなってくると総額費用は約3~4億円に上る可能性もありそうです。

ちなみに、「フェニア・スーパースポーツ」の”フェニア”とは、北欧神話に登場する巨人女性の名前を意味。
一方の先代モデル「ライカン・ハイパースポーツ」の”ライカン”とは、同神話に登場する狼男の中でも自由自在に変身できる最も進んだ種族を意味していて、フェニアよりも上に位置する存在(上位グレード)を持つことで、上下の関係性を示したラインナップになっています。

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Reference:CARSCOOPS