ヘネシー「ヴェノムF5」の1,600馬力&7.6Lの大排気量エンジン公開。これでケーニグセグ「アゲーラRS」を上回る
「ヴェノムF5」のエンジンが世界初公開
アメリカのハイパフォーマンスチューナのヘネシーが、最高時速482km/h(300mph)以上を達成することが可能であると謳った「ヴェノムF5」。
この個体の具体的な発表時期についてはまだ明確になっていませんが、昨日より開催中のモントレー・カー・ウィーク2018にて、「ヴェノムF5」に搭載される排気量7.6L V型8気筒ツインターボエンジン(最高出力1,622ps/最大トルク1,760Nm)を世界初公開しました。
ブガッティ「ディーヴォ」はとりあえずライバルから排除
今回、モントレーではブガッティ「ディーヴォ」が世界初公開されましたが、その個体には「シロン」と同じ排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジン(最高出力1,500ps/最大トルク1,600)が搭載されるも、最高時速は380km/hにまで制限されることに。
この時点で、ブガッティ「ディーヴォ」はトップスピード最強説に君臨する可能性は無くなったわけですが、それよりも上を行く個体がケーニグセグ「アゲーラRS」となります。
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「ヴェノムF5」に搭載されるエンジンは、ビレットのアルミブロックにて作られ、9.3:1の圧縮比と同様にスチールシリンダースリーブが特徴。更には、ステンレススチールヘッダとビレットコンプレッサホイールを備えたターボチャージャーを2基装備しています。
ヘネシーCEOのジョン・ヘネシー氏は、このエンジンについて詳しくは言及していないものの、最高速チャレンジには絶対の自信をもっており、ブガッティ「シロン/ヴェイロン・スーパースポーツ」の世界記録を打ち破ったケーニグセグ「アゲーラRS」に勝るだけのスペックを十分に持っていると説明しています。
なお「ヴェノムF5」の生産は、2019年後半からスタートするとのことですが、ヘネシーパフォーマンスによれば、年内に1台だけ生産が行われるとのことで、来年早々に完成した時点で、最高時速チャレンジ用として使用されることが判明しています。
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Reference:CARSCOOPS