プレミア価値間違いなし。2019年モデル「フォードGT・ヘリテージエディション」にガルフ・リベリーカラーが登場

2020-05-26

ガルフ・リベリーカラーを施した伝説の「フォードGT」が登場

先日より開催中のペブルビーチ・コンコールソ・デレガンス2018にて、フォードの2019年スポーツモデル「フォードGTヘリテージエディション」に、ル・マンにて「フォードGT40」が勝利して50周年を記念したガルフ・リベリーカラーを追加した特別モデルを世界初公開しました。


具体的な変更ポイントを見ていこう

今回フォードが公開したガルフ・リベリーカラーをペイントした「フォードGTヘリテージエディション」は、Aピラーに露出したカーボンファイバと、ハイグロスダークステンレス仕上げの排他的な20インチ鍛造アルミホイールを装着します。
更には、シルバーミラーキャップやオレンジブレーキキャリパ、ブラックラグナットが装備されていますが、スタイリングの変更は特にありません。

更には、ドアやボンネットにも露出したカーボンファイバテープを用いたナンバーが貼付されることがわかり、更には1968年にル・マン24時間耐久レースにて優勝した「フォードGT40」に敬意を表して、当時付けられたNo.9のグラフィックナンバーを貼付します。
同様に、2020年モデルの「フォードGTヘリテージエディション」には、1969年にレースにて優勝したモデルを称えるためにNo.6のグラフィックナンバーを貼付します。

インテリアについては、シートやインストルメントパネル、ヘッドライナー、ピラー、ステアリングホイールにエボニーカラーのアルカンターラを採用。
更には、ブルーとオレンジのコントラストステッチとハイグロスのダークステンレスのアクセントが加えられ、より一層に特別感を演出。

しかも、シートは1968年にル・マン24時間耐久レースにて優勝を飾ったモデルからインスパイアされたエンボス加工が施されています。

この他には、シリアル化された識別プレートやドアシルとセンターコンソールに露出したマットカーボンファイバを設定します。

機能性やエンジンは変更なし

パワートレインは、従来「フォードGT」と変わらずの排気量3.5L V型6気筒Ecoブーストエンジンを搭載し、最高出力656ps/最大トルク744Nmを発揮。
最高時速は347km/hにまで到達し、トランスミッションは7速デュアルクラッチトランスミッションを搭載します。

なお、この個体の価格は明らかになっていませんが、間違いなくこれまで以上にプレミア価値が付くことが予想され、以前のように違法転売を行うユーザーも登場するかもしれません。

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Reference:CARSCOOPS