購入希望者はランボルギーニ「ガヤルド」所有が絶対条件。コーチビルドスーパーカー「C2」が遂に実写世界初公開

2020-05-26

注目度大のスーパースポーツ登場

先日、ランボルギーニ「ガヤルド」をベースとしたコーチビルドスーパーカー「C2」がモントレー・カー・ウィーク2018にて登場することを記事にて紹介しましたが、本イベント最終日にようやく実車が世界初公開されました。

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見た目はあのスーパーカーにそっくり?

モントレー・カー・ウィーク2018では、ブガッティ「ディーヴォ」やランボルギーニ「アヴェンタドールSVJ」、そしてサプライズモデルとしてフェラーリ「488ピスタ・スパイダー」が登場し、大きな注目を受けていましたが、この「C2」もカクカクしたスタイリングが「Kode0」やヘッドライトのデザインがランボルギーニ「ヴェネーノ」に似ている等、かなりの注目を受けていた模様(デザインはプジョー「905」やポルシェ「917」、フェラーリ「330 P4」からインスピレーションを受けているとのこと)。

開発社はマツダに務めたトップデザイナー

今回世界初公開された「C2」は、2006年にマツダ「Nagare/Furaiコンセプト」だけでなく「アクセラ(Mazda3)/ロードスター(MX-5)」といった生産車両をデザイン・開発したマツダの重要人物でプロジェクトヘッドを務めたカルロス・サラフ氏。
同氏は、2013年に自身の名を使ったサラフ社を設立し、今回実車初公開された「C2」が同車初の生産モデルとなる予定です。

この個体については、未だ詳細な情報は不明なままですが、シャシーはランボルギーニ「ガヤルド」と同じプラットフォームを採用し、ボディはカーボンファイバを使用(オプションにてアルミを選択することも可能)。

購入条件は”「ガヤルド」を所有していること”

ちなみに、この個体をオーダーする際は、eギヤ仕様のランボルギーニ「ガヤルド」をサラフ社に提供しなければならず、提供した元の「ガヤルド」は戻ってこないため注意が必要です。この辺りのシステムはフェラーリ「F430スクーデリア」ベースのランチア・新型「ストラス」と同じ考えですね。

提供したランボルギーニ「ガヤルド」は、eギア仕様からゲート式シフターを備えたマニュアルへと変更することが可能となっています(多分この辺りはオプション)。
更に、足回りについては独立したスロットルボディとなるため、多くの種類のサスペンションも用意しているとのこと。

なお、価格帯については未だ明らかにされていませんが、こういったコーチビルドモデルは何かと価格が上乗せされるケースが多く、「ガヤルド」ベースとは言えども、最低でも5,000万円以上(ヘタすると1億超える?!)かもしれません。

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Reference:motor1.com