イーロン・マスク氏のボーリング・カンパニー社が地下輸送計画の進捗報告。自宅ガレージからでもアクセス可能に【動画有】

2022-06-29

これで自宅からでも渋滞なしの高速アクセスが可能に

アメリカの電気自動車メーカ・テスラのCEOを務めるイーロン・マスク氏が、2016年に掘削会社であるボーリング・カンパニー社を設立後、交通渋滞を解決するために地下トンネル計画を進行していますが、この度同氏がアメリカ・カリフォルニア州ホーソーンの住宅ガレージにコネクトするトンネルとエレベーターシステムの建設を承認したことがわかりました。


究極の目標は、ロサンゼルス地下に交通渋滞緩和システムを完成させること

現地マーキュリーニュースによれば、ボーリング・カンパニー社はスペースX本部を走る地下テストトンネルまで伸びる住宅用ガレージの真下を掘削することを可能とし、特別に設計されたエレベーターを使用することで、車両を迅速かつスピーディに昇降させることが可能と言われています。

イーロン・マスク氏の究極の目標としては、交通渋滞を緩和するための最善の方法としてトンネルのネットワークをロサンゼルスの地下に設置することであり、ビルドタウンには飛行機を導入するよりもはるかに理にかなっていると説明しています。
そのような革新的な輸送システムをつくるためには、もちろん膨大な費用がかかることは誰もが認知しているわけですが、それでもイーロン・マスク氏は一切後退することなく、常に前を見続けています。

これに加えて同社代表であるブレット・ホートン氏は「我々がしたいことは、概念の証明と、可能な限りスピーディな対応と提示である」と説明しており、近日中にも新たな地下輸送システムに関する最新情報を提示していきたいとのこと。
なお、当初このプロジェクトが発足されたときは、トンネルだけ掘り起こして終わるんじゃない?とのネガティブな声もありましたが、実際に昇降機に乗せて走行させているシーン等も目撃されており、意外にも開発計画は順調に進んでいるようにも見えますが、このプロジェクトが完成するのは一体何年後なのかは非常に気になるところです。

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Reference:CARSCOOPS