BMW「8シリーズ・コンバーチブル(M850i)」の開発車両をキャッチ。ほぼ偽装なしのクール過ぎるスタイリング

2020-05-26

予想以上にクールスタイリングの「8シリーズ・コンバーチブル」

BMWの最上位グレード・オープンモデルとなる「8シリーズ・コンバーチブル」の開発車両をキャッチ。
これまで何度か目撃されているこの個体の開発車両ですが、ほとんどのカモフラージュを剥がし、リヤデッキ上の小さな部分のみがカモフラージュされただけに。

今回のこのモデルは、「6シリーズ・カブリオレ」の直接的な代替え品となるモデルで、パワートレインも排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジン(540ps/750Nm)を搭載した「M850i」がベースとなります。
但し、パフォーマンスはオープンモデルになることで車体重量が軽くなることは必然なので、0-100km/hの加速時間はクーペモデルよりも遅めの4秒以下、xDriveにはトルクベクタリングと8速オートマチックが標準装備されます。


全体的にダイナミックなデザインへ

「8シリーズ・コンバーチブル」は、従来のクーペモデルの「8シリーズ」に比べて、リヤにエア取入れ口や巨大な長方形のマフラカッタを装備し、よりスポーティでダイナミックなデザインへと進化しています。

サイドから見てみるとこんな感じ。
フロントボンネットとリヤデッキの位置がフラットに近いラインを描いており、ランボルギーニ「ウラカン・スパイダー」やフェラーリ「488スパイダー」とはまたちょっと違ったスタイリッシュさがありますね。
Aピラーの傾斜も中々に際どいものがありますが、それに沿うような形でサイドウィンドウもコンパクトなアーチを描くように後席用のウィンドウとの繋がりがシームレスになっています。

この角度から見てみると、「かなりロングやなぁ~」という印象ではあるものの、ホイールベースに対してフロント・リヤオーバーハングの出っ張りがちょっと不格好にも見えたりするのが気がかり。
ホイールは20インチ程のマルチスポークホイールで非常にカッコいいんですけどね…もう少しスポーティなスタイリングに攻めることもできたんじゃないかなぁと勝手に思い込んだりはしています。

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Reference:autoevolution