これ知ってる?マツダNBロードスターベースのシングルシーターオープンモデル「MONO POST(モノ・ポスト)」
マツダはこんなコンセプトモデルを発表していた
マツダが、SEMA(Specialty Equipment Market Association)ショー2000にて世界初公開したシングルシータ・オープンモデル「MONO POST(モノ・ポスト)」を御存じでしょうか。
この個体は、第二世代の「NBロードスター」をベースにしつつ、1950年代に登場したロータス「Lotus 11」やジャガー「D-Type」のようなレーシングカーに敬意を表した再設計モデルとなります。
スピードスターらしい滑らかなフラットなボディライン
マツダ「ロードスター」は、1980年代の終わりごろから登場したツーシータクーペモデルですが、今回登場している「MONO POST」は、助手席を完全に排除したシングルシータータイプで、NBベースとしては初めてのコンセプトモデル。
その独特なデザインとスタイリングは、見るものに衝撃を与え、流線形を描くような美しいテロンテロンなボディラインと、フードに設けられた小さなダクトやコンパクト過ぎるウィンドウスクリーンは、まさにスピードスターにふさわしい特別なスタイリングと言えますね。
気になるボディカラーは、マツダの特徴を示すレッドパール・マイカを採用した別注ボディに、アルミ製ロールバーやカウルマウントバックミラーを搭載し、ストックヘッドライトやテールライト、リヤデッキライトを除いて、そのほとんどがコンセプトモデルのために特別に開発されました。
ホイールは、5スポークデザインを採用したかなり大口径化した18インチの3ピース合金ホイールを装着。更には、社外メーカによるディスクブレーキを装着することでより制動力を強化しています。
エンジンは「NBロードスター」よりも超強力
インテリアは非常にタイトで、F1スタイルのスパルコ・ステアリングホイールとボディ・サポーティング・シートを設定しています。
気になるパワートレインについては、排気量1.8L 直列4気筒エンジンを登載し、最高出力190hp(+36%向上)/330Nm(+104%向上)を発揮。
HKS社製の吸気マニホールドやエキゾーストマニホールドを備えたカスタムターボチャージャーとインタクーラー、そしてステンレススチールエキゾーストシステムが装備されています。
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Reference:motor1.com