BMW・次期「3シリーズ」のインテリアが公開。「8シリーズ/Z4」等にも採用の先進的なデジタルコックピットを搭載

2020-05-26

遂に「3シリーズ」のインテリアが公開に

来週の10月2日より開催されるパリモーターショー2018にて、BMWの次期「3シリーズ」が世界初公開されますが、同社はこれまで「3シリーズ」に関するティーザー画像・映像を公開しており、外観のデザインやスタイリング、インテリアも徐々に明らかにし、今回はようやくインテリアデザインを明確に公開しました。
今回の次期「3シリーズ」では、BMWオペレーティングシステム7.0と、全く新しいライブコックピットが搭載されます。


インテリアには新型モデル共通のオペレーティングシステム7.0を採用

このBMWオペレーティングシステム7.0は、新型「X5/8シリーズ/Z4」に搭載するシステムで、無線でのアップデート機能を備え、完全なるデジタル表示によって先進性を高めています。
インフォテイメントシステムには、10.25インチの高精細なタッチスクリーンを搭載し、メータパネルには12.3インチディスプレイを搭載します。

ボイスコントロール機能はより自然に

BMWの新しいシステムには、従来のiDriveコントローラやタッチ、ボイス、ジェスチャーコントロールを通じて操作することが可能で、新しい高度なボイスコントロールは、BMWが「自然言語の理解」と呼ぶものを採用しています。
つまりは、ロボットのようにカタコトで話す必要がなくなり、普段人と話すような自然な感覚でボイスコントロールすることが可能とのこと。
またジェスチャーコントロール機能も2つも拡張され、合計7種類と幅が広がっています。

インフォテイメントメニューは、より早くアクセスできるようにヴァーティカルリストとフラットバーを組合わせた新しい構造を採用しています。
また、頻繁的に使用される機能については、すぐにアクセスできるようにクイックアクセスツールバーも備え、操作性の大幅な向上を図ります。

意外にも見やすいC形状メータ

続いては、新デザインのデジタル計測器クラスタについてですが、これは2D及び3Dグラフィックスとアニメーションを組合わせることにしました。
BMWは、アナログタイプのゲージを取りやめ、中心に向かって開くようなC形状のような要素へと置き換えることで、見やすさと先進性を向上させています。

ちなみに、走行モード(Eco/Sport等)によってメータのデザインも若干変更されるのですが、ECOモードではカラーがブルーに変更され、左側が速度メータ、右側が現在の燃料消費量と平均速度の読み値に置き換えられたカウンタが表示されるようになっています。

こちらはSPORTモード。
カラーはレッドになり、左側が速度メータで、右側がタコメータ風に変更されていますね。

上記にもある通り、BMWは新しいシステムに無線通信機能を備え、自動もしくは手動更新が非常に簡単になります。
また、BMW Connected Appは、アップデートが利用可能になれば、オーナーへと通知が届き、ダウンロードはアプリにて直接行われます。
スマートフォンが車両と接続されていれば、更新手順によって車両内のSIMカードを介して自動的に更新することが可能となります。

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Reference:CARSCOOPS