究極のハイパーカー・ケーニグセグを所有するオーナー5選。ちなみに日本人オーナーではどんな人物が乗っている?

2025-06-02

気になるケーニグセグのオーナーを見ていこう

以前、大きな反響をいただいたブガッティ「シロン」を所有するオーナー5選+αに関する記事をご紹介しましたが、今回はスウェーデンのスーパーカーメーカ・ケーニグセグを所有するオーナー5選+αをご紹介。

このメーカは、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンとは異なり、量産モデルとして市販するのではなく、全て”限定・ワンオフモデル”として提供される希少且つ超高額なスーパーカーメーカとなります。

そのため、販売台数も100台を超えることは無く、最も新しいラインナップモデルのPHVスーパーカー・レゲーラでさえも世界限定80台・約2.1億円にて販売されました(サラリーマンの生涯年収が約2億円なので、それでも全く買えない位ハードルが高すぎる一台)。

そんな究極のスーパーカーメーカであるケーニグセグを所有するオーナーとはどんな人物なのか?そして日本にてケーニグセグを所有するオーナーは存在するのか?をご紹介していきたいと思います。


No.1 カリーナ・リマさん(ロシア人レーシングドライバ&アスリート&元モデル)

モナコ在住の女性レーシングドライバーでアスリートも務め、元モデルの経験もある、ロシア出身のカリーナ・リマさん。

現在はモナコに在住ですが、アメリカやロンドン、ドバイにも登場する神出鬼没な女性。

彼女が所有するのはアゲーラシリーズの中でも最上級クラスともいえる世界限定6台+1台のみ製造されたOne:1。

彼女は、その中でプロトタイプモデルとなる7台目を所有する唯一の女性オーナーとなります。「One:1」のルーフに乗っかる写真を投稿したことで一躍有名にもなりましたね。
この個体の価格は約2億円ともいわれましたが、その希少性とスペックの高さから既に8億円~10億円の価値を持ちます。

No.2 ドン・カサノバ氏(ドバイ実業家)

安定のドバイの大富豪で、Confident Groupのトップを務めるドン・カサノバ氏。

ブガッティやフェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン、ロールスロイス等を多数所有するスーパーカーコレクターとしても有名で、クレイジーなカスタムラッピングも好むとのこと。

しかも、中東が生み出した億越えのスーパーカー・Wモーターズ・フェニア・スーパースポーツも所有する究極のオーナーでもあります。

なお、彼が所有するのはシンプルなグレードのアゲーラ。

さすがにこの個体に関してはカスタムは施していないみたいですね。

No.3 Whitesse氏(アメリカ人実業家)

アメリカの有名な実業家であるWhitesse氏。

彼のニックネームでもあるWhitesseとは、彼が所有するブガッティ・ヴェイロンヴィテッセ (Bugatti Veyron Vitesse L’Orque Blancの”Vitesse”と、彼が好むカラーの”White”を組合わせた造語とのこと。

Whitesse氏といえば、その所有するモデルもとにかくぶっ飛んでいて、ブガッティ・ヴェイロンヴィテッセ/シロンや、ランボルギーニ・ウラカンペルフォルマンテ/アヴェンタドールSV、パガーニ・ゾンダリヴィエラも所有するほど。

最近では、世界限定900台のみとなるランボルギーニ・アヴェンタドルSVJクーペ/ロードスターをそれぞれ1台ずつオーダーしたとのこと。

なお、彼が所有するケーニグセグはアゲーラRS1/レゲーラ。

特にアゲーラRS1は、その製造過程にかかわったオーナーとその息子が名付けた唯一のワンオフモデルとなります。

No.4 Manny Khosbin氏(イラン人実業家)

イラン出身のアメリカ実業家で、”不動産王”と”スーパーカーコレクター”の名を持つManny Khosbin氏。

彼もまた、世界で一台しか存在しないワンオフモデルを好む人物で、世界的有名ブランド・エルメスと共同デザインしたパガーニ・ウアイラエルメスや、ブガッティ・ヴェイロン16.4グランスポーツをベースにした24金仕様のワンオフモデル・ヴェイロン・Linea Vincero (リネア・ビンチェロ)を所有しています。

最近では、自動車系ユーチューバー・Shmee150氏の動画にも登場し、マクラーレンの3座シートハイパーカー・スピードテールやメルセデスベンツAMG One、更には世界限定40台・約6.4億円もするブガッティ・ディーヴォも納車され、エルメスとの共同デザインを図るワンオフモデルプロジェクトも進行しているぶっ飛んだ人物ですね。

なお、彼が所有するケーニグセグはワンオフモデル・アゲーラRS ”フェニックス”。

本来であれば、アゲーラRS”グリフォン”という名前で納車する予定だったのですが、納車直前にケーニグセグのテスト走行中にクラッシュしてしまい、再度作り直した(蘇った?)モデルが再ワンオフモデルの”フェニックス”となります。

No.5 フロイド・メイウェザー氏(プロボクサー)

実は意外と知られていなかったプロボクサーのフロイド・メイウェザー氏。

世界で一番ファイトマネーを稼ぐ人物(2015年には最も稼いだアスリートランキングで首位を飾った経験有り)としても有名でありながら、スーパーカーも数多く所有するコレクターとしても有名。

ブガッティ・ヴェイロンを2台所有したり、フェラーリ・ラ・フェラーリを2台所有したりと、その豪勢なお金の使いっぷりが度々取り上げられていますね。

ちなみに、今はもう彼はケーニグセグを所有していませんが、過去に所有していたのが世界限定2台のみ製造されたCCXRトレヴィータ。

この個体は、2015年8月当時、”世界で最も高い”といわれた個体で、約4億円のランボルギーニ・ヴェネーノを押さえて約5.7億円にて購入したと言われています。

ただ、この個体をモントレーオークションにて出品したところ、予想落札価格を大幅に”下回る”約3億円にて落札されたため、約3億円も大損してしまったことで、更に大きな話題となりましたね。

2ページ目:日本人オーナーでケーニグセグを所有するオーナーは一体誰?