個人的に超絶クールと思うSUV。セアトの高性能SUV「クプラ・アテカ」がようやく販売開始へ、価格は約527万円から

2020-05-26

セアトからかなりクールなハイパフォーマンスモデルが登場

フォルクスワーゲングループの傘下にあり、スペインに拠点を置くセアトが、クプラ(CUPRA)ブランドとなる第一弾の「クプラ・アテカ(CUPRA ATECA)」を欧州限定にて販売スタートし、加えてその仕様詳細を明らかにしました。

クプラといえば、セアトの主力車種として設定されるハイパフォーマンスブランドで、2014年にニュルブルクリンクにてFF量産車最速となる7分58.44秒をマークした「レオン・クプラ280」が登場する等、とにかく気合いが入った一台となります。


めっちゃスポーティで超絶クールな「クプラ・アテカ」

今回、そんなハイパフォーマンスモデルとして「クプラ・アテカ」が登場したわけですが、その価格帯は約527万円と少々お高めで、その中には最新のクプラ・ケアサービス&メンテナンスパッケージが標準装備されるとのこと。

特に後者の最新クプラ・ケーサービスには、ブレーキフルードの交換やMOT、欧州でのロードサイドアシスタントカバー、ブレーキ修理、ワイパーブレード、空調サービス、キーフォブ交換などのメンテナンス作業が全て含まれ、メンテナンスパッケージには、エンジンやトランスミッション、サスペンション、電気関係、冷却などの分野での修理も対応しています。

外観としては、フロントにブラックペイント処理をしたメッシュグリルが多く見受けられ、フロントヘッドライトもセアトらしい特徴的なシームレスタイプのLEDデイタイムランニングライトを採用。
大口化されているエアインテークはダミーとなりますが、この個体が更にアグレッシブに変化され、スポーティさに加えて高級感も加味されています。

敢えてクーペ風に実用性を考慮した”ガチのSUV”

サイドから見るスタイリングとしては、クーペタイプというよりかは、三菱「アウトランダー」に近いミドルサイズSUVで、ルーフがリヤハッチに下っていくクーペタイプではなく、フラットルーフを採用。
フロント・リヤドア共に大型で、乗降りは非常にしやすそうです。

リヤデザインはこんな感じ。
非常に引き締まりのあるシームレスなリヤテールランプと、スポーティさが際立つクワッドエキゾーストマフラをインストール。
このスタイルにグレー系のボディが似合うこと何の。

標準装備もかなり充実。但し…

「クプラ・アテカ」に標準的に装備される内容としては、ブロンズステッチやブラックアルカンターラシート、マッチドアトリム、19インチダイヤモンドカット合金ホイール、内装・外観の両方を含むグロスブラックディテールを施した豊富なレザーステアリングが備えられます。

機能的な標準装備としては、キーレスエントリ&スタートシステムやワイヤレス充電、8インチタッチスクリーンインフォテイメントシステム、DCC電子制御サスペンション、パークアシスト等が設定されます。
個人的には、外観に力を入れ過ぎて、内装はかなりチープになってしまった印象を受けますが、このあたりはまだまだ伸び代があるところだと思います。

ボディカラーは、エナジー・ブルーやベルベット・レッド、ブリリアント・シルバー、ロジウム・グレー、マジック・ブラック、ネバダ・ホワイトの計6種類から選択が可能となっています。

なお、オプション装備には、Beats Audioシステムや様々なドライバアシストシステム、20インチ合金ホイール、ブレンボ製ブレーキ、パノラマルーフを含めたコンフォート&サウンドパッケージも準備されています。

気になるパワートレインですが、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーTSIエンジンを搭載し、最高出力300ps/最大トルク400Nmを発揮。
トランスミッションは、”より速く・より滑らかで正確な変更”を可能とした新開発の7速DCTを採用し、駆動方式は四輪駆動(AWD)のみ設定されます。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が5.2秒、最高時速は245km/hにまで到達します。

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Reference:CARSCOOPS