マクラーレン「スピードテール・プロトタイプ」が、来月から1年間テストドライブ。プロトタイプ名称は「Albert(アルバート)」
「スピードテール」のテストドライブが遂にスタート
10月に正式公開されたばかりのマクラーレンの3シータハイブリッドハイパーカー「スピードテール」。
マクラーレン史上最速の403km/hを記録しながらも、快適性や実用性にも富んだスペシャルラグジュアリーモデルとなります。
そんな「スピードテール」のプロトタイプモデルが、来月12月より約1年間に渡って欧州や北米、アフリカといった様々な地域にてマクラーレン独自のテスト走行が実施されます。
見た目はちょっとアレだけど…中身は生産仕様の「スピードテール」
「スピードテール」プロトタイプモデルの名称は、マクラーレン社内にて”Albert(アルバート)”と呼ばれるとのことで、「スピードテール」の生産モデル用シャシーとガソリン・ハブリッド・ドライブトレイン(最高出力1,050ps)、そして3シータレイアウト(フロント1席・リヤ2席)という構成にて本格的に行われます。
マクラーレンのテストドライバには、元インディカー・チャンピオンとなるKeny Brack氏によって実施されるとのこと。
今回の「スピードテール」のテストドライブについて、マクラーレン車両開発責任者を務めるベン・ガリバー氏によれば、「テストドライブは、マクラーレン・スピードテールの開発における大きな一歩になる。Albertは、シャシーダイナミクスやブレーキ性能、ダンパーチューニング、タイヤ、NVH、人間工学の側面など、車両特性をサインオフできるように取り組んでいきたい」とコメントしています。
「スピードテール」は世界限定106台のみ生産されますが、生産スタート時期は2019年末で初期ロットモデルが2020年初めに顧客のもとに納車されます。
日本にも複数台納車される予定で、2020年に開催される東京オリンピックのときには公道にて目撃できるかもしれませんね。
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Reference:CARSCOOPS