ポルシェ・新型「マカンS」登場。新開発のV6エンジン搭載で354馬力発生、価格は約690万円から

2020-05-27

「マカンS」が新しくなって登場

ポルシェのエントリーコンパクトSUVモデル「マカン」がフェイスリフト後、今回より強力な「マカンS」が改良されてラインナップされることになりました。
今回発表された「マカンS」は、新開発のV型6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載したモデルで、エンジン出力も向上したハイパフォーマンス版となります。


エンジンは更に強力なV6ツインスクロールターボチャージャー

今回登場した「マカンS」に搭載されるエンジンは、「カイエン/パナメーラ」にも採用の排気量3.0L V型6気筒エンジンを改良したもので、レスポンス性を高め、ツインスクロールターボチャージャーを搭載。
これにより、フェイスリフト前の「マカンS」よりも+14ps/+19Nm向上した最高出力354ps/最大トルク480Nmを発揮し、最高速度は251km/hにまで到達します。
また、オプションにてスポーツ・クロノ・パッケージを搭載すると0-100km/hの加速時間は5.1秒にまで到達するとのこと。

走行性能も足回りも強化

フェイスリフト後の「マカンS」では、シャシーも改良され更にドライビング性能を向上。
フロントサスペンションスプリングフォークは、スチールの代わりにアルミニウムを採用することで、より正確なステアリングとより良い乗り心地を提供すると言われています。
またオプションのエアサスペンションが最適化されたローリングピストンと新しいダンパー油圧を得る一方で、アンチロールバーはよりニュートラルな操作性を得るために再調整されています。

足回りについては、フロントブレーキディスクの直径をφ360mmに拡大することで、より強力なブレーキング性能を実現していますが、オプションにて更に強力なカーボンブレーキを選択することも可能になっています。

外観においては、「パナメーラ/カイエン」にも採用のストリップタイプとなるLEDリヤテールランプを取り入れ、フロントLEDヘッドライトも標準装備されています。

インテリアについては、フルHDタッチスクリーンディスプレイを搭載した10.9インチPCMインフォテイメントシステムやリアルタイム交通情報付オンラインナビゲーション、インテリジェント音声制御、Wi-Fiホットスポット、スマートフォン接続等が標準装備されています。

新たな追加オプション内容としては、統合されたドライブモードのGTスポーツステアリングホイール、交通渋滞アシストシステム、エアイオナイザ―等が追加されます。
なお、今回フェイスリフトしたイギリス仕様の「マカン」は約656万円から、「マカンS」は約690万円からとなっています。

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Reference:CARSCOOPS