塗装時間は何と800時間?!マクラーレン「P1 GTR」をベースにアイルトン・セナのF1カラーに仕上げたプレミアモデルが登場

2020-05-27

アイルトン・セナ初のタイトルを獲得したF1モチーフの「P1 GTR」が登場

マクラーレンの特別部門となるMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)より、同社アルティメットシリーズ「P1」ベースのレーシングモデル「P1 GTR」をモチーフに、アイルトン・セナが1988年に初めてF1タイトルを獲得したマクラーレン「MP4/4」の30周年を記念する特別モデルが登場。

この特別モデルは、20年以上マクラーレンの代名詞となっていたスポンサーのマルボロ(Mrlboro)のシンボルカラー(レッド&ホワイト)を誇る「MP4/4」と同じカラーリングにて仕上げられた究極の一台(ニックネームはBeco)となっています。


ボディカラーを仕上げるのに800時間以上もかかっている

その他には、フロントスプリッターやダクト、各ドアに”Senna”ロゴを加え、その他にはブラジルの国旗やスポンサー広告等も貼付されています。
なお、マクラーレンによれば、このマルボロカラーに仕上げるのに800時間以上も掛かっているとのことで、その工数もとてつもない費用が発生していると予想されます。
フロントノーズには、アイルトン・セナの1988レースナンバーである「12」を付け加え、サイドウィンドウの後ろには30周年記念を意味するペイントも施されているのだとか。

なお、この「P1 GTR」には新しいエアロ機能としてワイドなフロントスプリッターやガーニーフラップ、バージボード、フロントドライブプレーンが装備されているとのことで、ダウンフォース値も600kg→800kgと大幅に向上させています。

インテリアにもSennaの文字が

なお、インテリアについては多機能型の「P1 GTR」ステアリングホイールにアルカンターラと「MP4/4」のステッチング、そしてセナのロゴも表記されていますね。

シートは、「マクラーレン・セナ」用に開発された全く同じのスーパー・ライトウェイト・レーシングシートを採用しています。

その他にはダッシュボードからドアパネルにかけて横切るように、カーボンファイバパネルにレッドのストライプを追加することでアクセントを強調させています。

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Reference:CARSCOOPS