日産が60kWhバッテリ搭載の「リーフE-Plus」を発表する?CES2019にて登場するとの噂

2020-05-27

日産「リーフ」が更にバッテリ容量アップで他社を突き放す?

日産の100%電気自動車モデル「リーフ」の大容量バッテリ搭載型となる「リーフE-Plus(Leaf E-Plus)」が、来年2019年1月に開催されるCES(Consumer Electronics Show)2019にて世界デビューするかもしれない?との噂が浮上しています。

日産「リーフ」は、2010年に導入されて以来、国内や欧州でもベストセラーに輝く電気自動車モデルとなりましたが、初期モデルは24kWhの容量から始まり、第二世代では容量アップした40kWhを搭載、そして2019年モデルでは更に1.5倍となる60kWhの容量を搭載する個体が登場するといわれています。


大容量モデルは既に2016年から明らかになっていた?

日産が2016年に発表したロードマップでは、60kWhの大容量バッテリを搭載したモデルを開発する計画を示していましたが、当時のEV兼HEVエンジニアリング・グローバルディレクターは、大型バッテリがいつ生産されるのか、そしてそのバッテリを搭載したラインナップモデルがいつ登場するかまでは明確にしていませんでした。

ですが、2018年9月のプレスリリースでは、将来的により長距離走行を実現できるモデルが登場することを明らかにし、更に戻って2018年7月には、電気自動車マーケティング及び販売戦略を担当するブライアン・マラーニョ氏が、「リーフE-Plus」の名を明らかにしたこともありました。

ちなみに、現行の「リーフ」はNEDC(New European Driving Cycles)と呼ばれる航続可能距離を算出システムから、より公道での走行に近くなったWLTP(Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure)へと改訂され、航続可能距離も378km→285kmへと一気にスペックダウンしました。
そんな現行「リーフ」の競合モデルは、現代自動車「コナ・エレクトリック」で航続可能距離354km、テスラ「モデル3」は415kmを実現していますが、次なる新しい「リーフ」は、競合2台のスペックを更に上回るかもしれないと期待されています。

実際に本当に登場するかまでは不明ですが、今後電気自動車が更に普及することを考えると、既に先陣を切っている「リーフ」の技術を世界に知らしめ、電気自動車業界を勝ち抜いていくために、大容量バッテリの搭載はマストですし、その一方で航続可能距離を更に伸ばしていくためには軽量化においても更に踏み込んで検討していく必要がありそうです。

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Reference:autoevolution