実はまだ売れてない?日産×イタルデザインの共同開発モデル「GT-R 50 by Italdesign」が中東顧客向けに披露【動画有】

2020-05-27

限定50台のみ販売の「GT-R 50 by Italdesign」が中東でも初披露

日産とイタルデザイン(Italdesign)が共同開発した究極のスポーツモデル「GT-R 50 by Italdesign」が、ドバイ・オートドロームにて購入見込みのある顧客を対象に特別披露されました。

日産は、昨年のグッドウッドフェスティバル・オブ・スピードにて、今回大幅に改良された個体を発表し、その後モントレー・モータースポーツ、ベルギーのスパ・フランコルシャン、日本・日産クロッシング、アメリカ・カリフォルニアのラグナセカと世界的に披露されてきました。


実は50台全て完売していない可能性が?

「GT-R 50 by Italdesign」は、既に2018年12月より生産がスタートしているとのことですが、今回生産される50台の振分けが具体的にどこなのか、一体誰のもとに納車されるのかも不明。
中東は、最も重要な自動車市場の一つでもあるため、今回のお披露目はかなり意味のあるものになると予想。
なお、世界限定50台の「GT-R 50 by Italdesign」は、今のところ完売しているとの情報が無い為、もしかすると新規顧客も含めて完売させるために中東にもわざわざ持ち込んできたのかもしれません。

今回のモデルについて、日産AMIのマーケティング及びセールス担当バイスプレジデントのKalyana Sivagnanam氏は、「日産GT-Rは世界で最も象徴的なスーパースポーツの一つで、特に今回の限定モデルは、パフォーマンスやスタイリング、一切妥協のないクラフトマンシップにより、日産の理想とするGT-Rを具現化したモデルである」と説明。

「GT-R 50 by Italdesign」のパワートレインは、排気量3.8L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、GT3コンペティション仕様のVTECターボチャージャーと、より大きなインタークーラーを備えたNismo仕様のアップグレード版で、ヘビーデューティクランクシャフトやピストン、コネクティングロッド、ベアリング、高流量ピストンジェット、カムシャフトプロファイルを改良することにより最高出力720ps/7,100rpm、最大トルク780Nm/5,600rpmを発揮します。

車両本体価格は、990,000ユーロ(日本円にして約1.27億円)と「GT-R Nismo」よりも約6倍の高額モデルとなります。

【Nissan GT-R50 by Italdesign first track drive at Spa】

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Reference:CARSCOOPS