ポルシェ・次期「マカン(Macan)」はオールエレクトリックモデルに?2020年以降に登場予定で、「タイカン(Taycan)」同様にPPEアーキテクチャを採用へ

2020-05-27

遂に「マカン」もエレクトリック化に

ポルシェの大人気エントリーSUVモデル「マカン(Macan)」の次期型がいよいよオールエレクトリック(100%電気自動車)版として登場するとのことで、時期的には2020年以降に販売される可能性が高いことが判明。
既に電気自動車としての開発もほぼ完了している新型「タイカン(Taycan)/Taycan Cross Turismo」を筆頭に、今後ポルシェは電気自動車の販売を展開していくと予想され、プラットフォーム同様に800Vもの電圧量を使用可能とするアウディとの共同開発プラットフォーム・ポルシェPPEアーキテクチャ(Premium Platform Electric)をベースにすることが考えられています。


「マカン」はまだまだこれから力を入れていくべきモデル

これについてポルシェCEOであるOliver Blume氏は、「2022年までに60億ユーロ以上を電気自動車に投資する予定で、2025年までには最新のポルシェラインナップの50%が電気駆動システムを搭載することになる。それにもかかわらず、今後10年間で、私たちは更に最適化されたガソリンエンジンとプラグインハイブリッド(PHV)モデル、そしてピュアなオールエレクトリックスポーツカーから成るドライブミックスに焦点を合わせていく。私たちの目的は、テクノロジーにおいて先駆的な役割を果たすことである。そのため、私たちは会社を将来のモビリティと常に一致させていく」と説明しています。

なお、次期オールエレクトリックモデルとなるであろう新型「マカン(Macan)」については、Leipzig工場にて製造すると予想されています。
これは、2002年に「カイエン」の量産を開始した工場と全く同じであり、当時の従業員はわずか259人しかいませんでした。
今現在は更に従業員数を増員していますが、おそらくここから更に工場は拡大され、従業員数も益々増員することは確定的でしょう。

現在同工場では、世界市場向けに年間9万台の「マカン」を製造しており、「パナメーラ」も製造しています。2000年2月に稼働して以来、ポルシェはLeipzig工場の開発に13億ユーロ以上を投資しているため、相当に力を入れているモデルであることはもちろんのこと、これからも更に売れ行きを伸ばしていくべき一台だと考えられています。

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Reference:CARSCOOPS