日本仕様のトヨタ・新型「GRスープラ(A90)」まとめ。価格や主要緒元、オプション、納期、グレード別の装備内容を全て公開

2020-05-27

これまで公開してきた新型「GRスープラ(A90)」の情報をまとめてみた

いよいよ3月8日(金)より先行予約がスタートするトヨタの新型「GRスープラ(A90)」ですが、今回は予約開始前にこれまで当ブログにて公開してきた同車のグレード別の主要緒元や主要(標準)装備、オプション内容、納期、そして価格帯を全てまとめていきたいと思います(最後に参考までに見積もり内容も公開)。
非常にボリュームのある内容となっていますが、見落としていた内容もあるかと思いますので、「GRスープラ」に興味のある方やこれから検討される方は要チェック!

グレードはどうなっている?

まずは、今回販売される新型「GRスープラ」のグレード別ラインナップですが、大きく3種類が準備されています。
グレードは以下の通り。

【新型「GRスープラ」グレード一覧】
・ベースグレード”SZ”(排気量2.0L ツインスクロールターボ)
・中間グレード”SZ-R”(排気量2.0L ツインスクロールターボ・高過給)
・上位グレード”RZ”(排気量3.0L ツインスクロールターボ)

上のグレード一覧の通り、ベースグレード”SZ”と中間グレード”SZ-R”は排気量2.0L 直列4気筒ツインスクロールターボを搭載し、上位グレード”RZ”は排気量3.0L 直列6気筒ツインスクロールターボを搭載します。


グレード別の主要緒元

そしてグレード別の主要緒元一覧を公開していきたいと思います。

【新型「GRスープラ」主要緒元一覧】
[ベースグレード”SZ”]
○エンジン:排気量2.0L 直列4気筒ツインスクロールターボ
●エンジン型式:B48
○駆動方式:後輪駆動(FR)
●トランスミッション:8速スポーツAT
○型式:DB82-ZSRW
●全長4,380mm×全幅1,865mm×全高1,295mm
○ホイールベース:2,470mm
●トレッド:フロント1,610mm/リヤ1,615mm
○最低地上高:118mm
●室内長970mm×室内幅1,460mm×室内高1,060mm
○乗車定員:2名
車両重量:1,410kg
車両総重量:1,520kg
●最小回転半径:5.2m
最高出力:197ps/4,500~6,500rpm
最大トルク:320Nm/1,450rpm~4,200rpm
燃料タンク:52L
燃費WLTC:13.1km/L
燃費WLTC LMH:L9.5km/L, M13.6km/L, H15.1km/L
●平成32年度燃費基準:未達

[中間グレード”SZ-R”]
○エンジン:排気量2.0L 直列4気筒ツインスクロールターボ(高過給)
●エンジン型式:B48
○駆動方式:後輪駆動(FR)
●トランスミッション:8速スポーツAT
○型式:DB22-ZTRW
●全長4,380mm×全幅1,865mm×全高1,295mm
○ホイールベース:2,470mm
●トレッド:フロント1,610mm/リヤ1,615mm
○最低地上高:118mm
●室内長970mm×室内幅1,460mm×室内高1,060mm
○乗車定員:2名
車両重量:1,450kg
車両総重量:1,560kg
●最小回転半径:5.2m
最高出力:258ps/5,000~6,500rpm
最大トルク:400Nm/1,550rpm~4,400rpm
燃料タンク:52L
燃費WLTC:12.7km/L
燃費WLTC LMH:L9.2km/L, M13.1km/L, H14.7km/L
●平成32年度燃費基準:未達

[上位グレード”RZ”]
○エンジン:排気量3.0L 直列6気筒ツインスクロールターボ
●エンジン型式:B58
○駆動方式:後輪駆動(FR)
●トランスミッション:8速スポーツAT
○型式:DB42-ZRRW
●全長4,380mm×全幅1,865mm×全高1,290mm
○ホイールベース:2,470mm
●トレッド:フロント1,595mm/リヤ1,590mm
○最低地上高:112mm
●室内長970mm×室内幅1,460mm×室内高1,060mm
○乗車定員:2名
車両重量:1,520kg
車両総重量:1,630kg
●最小回転半径:5.2m
最高出力:340ps/5,000~6,500rpm
最大トルク:500Nm/1,600rpm~4,500rpm
燃料タンク:52L
燃費WLTC:12.2km/L
燃費WLTC LMH:L8.3km/L, M12.9km/L, H14.7km/L
●平成32年度燃費基準:未達

グレード別の主要装備内容【外観・安全装備・操作性編】

続いてはグレード別主要装備。
大きく「①外観」「②安全装備」「③操作性」「④内装・快適性」「⑤その他」の5種類を見ていきましょう。

主要装備[①外観]

【新型「GRスープラ」主要装備一覧[①外観]】
~タイヤ&ホイール~
フロント225/50・リヤ255/45 17インチランフラットタイヤ×アルミホイール・・・SZ
フロント255/40・リヤ275/40 18フラットタイヤ×切削アルミホイール・・・SZ-R
フロント255/35・リヤ275/35 19フラットタイヤ×鍛造アルミホイール・・・RZ
●タイヤパンク応急修理キット・・・RZ&SZ-R
○ホイールロック・・・全グレード

~足回り~
○フロントブレーキ(塗装無し)・・・SZ-R&SZ
●フロントブレーキ(ブレンボ製レッド塗装)・・・RZ
○リヤブレーキ(塗装無し)・・・SZ-R&SZ
●リヤブレーキ(レッド)・・・RZ

足元のホイールは、グレードによってインチサイズはもちろんのこと、やはりホイールの材質も異なっていましたね。
当初は全グレード鍛造ホイールを装着する?との噂がありましたが、上位グレードの”RZ”のみが鍛造(19インチ)アルミホイールの装着となります。
また、足回りのブレーキキャリパも、RZのみがブレンボ製のレッド塗装となっていますね。

主要装備[②安全装備]

【新型「GRスープラ」主要装備一覧[②安全装備]】
~視界~
○LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)・・・全グレード
●コンライト(ライト自動点灯・消灯システム)・・・全グレード
○LEDハイマウントストップランプ・・・全グレード
●LEDリヤフォグランプ・・・全グレード
○LEDクリアランスランプ(デイライト機能)・・・全グレード
●リヤウィンドウデフォッガー・・・全グレード
○ワイパーブレード(標準ブラック)・・・全グレード
●オート電動格納式リモコンドアミラー(マットブラック装飾)・・・RZ
○オート電動格納式リモコンドアミラー(ピアノブラック装飾)・・・SZ-R&SZ
●防眩インナーミラー・・・全グレード
○オートワイパー(雨滴感応式)・・・全グレード

~予防安全~
○Toyota Supra Safty(プリクラッシュセーフティ(歩行者検知機能付・衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)/アダプティブヘッドランプ/レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)/レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)/緊急ブレーキ付クリアランスソナー/リヤクロストラフィックアラート<RCTA>)/後方追従警報/ブラインドスポットモニター<BSM>)・・・全グレード
●バックカメラ・・・全グレード
○VSC・・・全グレード
●パーキングサポートアラート/ブレーキ・・・全グレード
○予防安全パッケージ・・・全グレード
●スポーツ統合制御・・・全グレード
○トラクションコントロール・・・全グレード
●AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション)有り・・・RZ&SZ-R
○AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション)無し・・・SZ
●リヤディファレンシャル(オープンデフ)・・・SZ
○リヤディファレンシャル(LSD)・・・RZ&SZ-R
●緊急ブレーキシグナル・・・全グレード
○ABS・・・全グレード
●エンジンモニターウォーニング・・・全グレード
○タイヤ空気圧ウォーニング・・・全グレード
●サービスウォーニング・・・全グレード
○ロードサインアシスト(RSA)・・・全グレード

~衝突安全&セキュリティ~
○SRSエアバッグ・・・全グレード
●エアバッグカットオフスイッチ・・・全グレード
○盗難防止システム・・・全グレード

安全装備については、ドアミラーが全グレード共通で電動格納式というのは有り難いところ。
しかも、よりスポーティさを際立たせる意味で、RZだけドアミラーカバーをマットブラックに設定したのはすばらしいところだと思います。

主要装備[③操作性]

【新型「GRスープラ」主要装備一覧[③操作性】
~運転操作~
○本革巻き3本スポークステアリングホイール・・・全グレード
ステアリングコラム(マニュアルチルト&テレスコピックステアリング)・・・全グレード
○ステアリングスイッチ・・・全グレード
電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド・・・全グレード
○アクセルペダル(オルガン式)・・・SZ-R&SZ
●アクセルペダル(スポーツアルミペダル)・・・RZ
○ブレーキペダル(ノーマル)・・・SZ-R&SZ
●ブレーキペダル(スポーツアルミペダル)・・・RZ
○シフトスイッチ(パドルシフト)・・・全グレード
コンビネーションスイッチ(左:ウィンカー/右:ワイパー)・・・全グレード

~その他操作~
○車速感応オートパワードアロック・・・全グレード
●電気式ラゲージ&バックドアオープナー・・・全グレード
○スマートエントリー&スタートスイッチ(スマートキー×2個)・・・全グレード

~計器盤~
○コンビネーションメーター(シフトポジションインジケータ)・・・全グレード
●コンビネーションメーター(スピードメータ8.8インチ)・・・全グレード
○コンビネーションメーター(タコメータ)・・・全グレード
ヘッドアップディスプレイ有り・・・RZ&SZ-R
ヘッドアップディスプレイ無し・・・SZ

最後は操作性ですね。
概ね予想通りというか…やはりスポーツ性を重視した個体ということもありステアリングコラムは電動式ではなくマニュアル操作式になっています。
もしかしたら、共同開発モデルとなる新型「Z4」も同じマニュアル式かもしれません。

ただ、パーキングブレーキが電動式というのはちょっと驚き。
上位ブランドのレクサス「RC F」でさえ、パーキングブレーキはフット式だったのに、このあたりは高い評価ポイントになるのではないでしょうか。

そしてもう一つ気になっていたのがコンビネーションスイッチ。いわゆるウィンカーレバーとワイパーレバーですね。
今回の新型「GRスープラ」は、BMWとの共同開発によって誕生し、更に製造先はオーストリアのマグナ・シュタイヤーに「Z4」と同様製造委託しています。
そのため、「Z4」と共通化されている部品や構造も多く、その中でウィンカーレバーが左側でワイパーレバーが右側で共通という噂が大きく浮上していましたが、やはりその噂通りとなりましたね。
外車に乗り慣れている方にとっては、あまり気になるポイントではないのですが、国産車をずっと乗ってきた方にとっては慣れるのにちょっとだけ時間がかかるかもしれませんね。

主要装備[④内装・快適性]

【新型「GRスープラ」主要装備一覧[④内装・快適性]】
~シート~
シート表皮[ファブリック]・・・SZ
シート表皮[本革×アルカンターラ(赤)]・・・RZ
シート表皮[本革×アルカンターラ(黒)]・・・SZ-R
シート表皮[本革]・・・RZ(メーカオプション+81,000円)
○シートヒータ有り(運転席・助手席)・・・RZ&SZ-R
●シートヒータ無し・・・SZ
○シートバックポケット(FR:2個)・・・RZ&SZ-R
●シートバックポケット無し・・・SZ
○シートランバーサポート[運転席・助手席(電動式)]・・・RZ&SZ-R
●シートランバーサポート無し・・・SZ
○フロントシートアジャスタ―(マニュアル)・・・SZ
●フロントシートアジャスタ―(パワー)・・・RZ&SZ-R

~インテリア~
○ドアインサイドハンドル(シルバー)・・・全グレード
●サンバイザー(運転席・助手席/照明&バニティミラー付)・・・全グレード
○キー連動フューエルリッドオープナー・・・全グレード
●フロアマット・・・全グレード
○クロック(デジタル)・・・全グレード

~収納・快適装備~
○グローブボックス(ピンタイプ・キー有り・照明付き)・・・全グレード
●パッケージトレイトリム&トノカバー・・・全グレード
○カップホルダー(FR:2個)・・・全グレード
●アクセサリーソケット・・・全グレード

~照明~
○グローブボックスランプ・・・全グレード
●ステップランプ・・・全グレード
○ルームランプ(FR:1個)・・・全グレード
●ドアカーテシランプ(FRドア、ホワイト)・・・全グレード
○フロントパーソナルランプ(ルームランプ一体)・・・全グレード
●LEDフロントターンシグナルランプ・・・全グレード
○ラゲージルーム・・・全グレード

~空調~
○デュアルエアコン・・・全グレード
●ヒーターコントロールパネル(プッシュ式)・・・全グレード

上にもある通り、グレードによってシート材質やカラーの設定も異なっていることがわかります。
エントリーグレード”SZ”に関してはファブリック(ブラック)で、例えばそこから本革×アルカンターラや本革のみを選択することができないので要注意!

ただし、上位グレード”RZ”のみメーカオプション+81,000円にて本革(ブラック)に設定することが可能ですが、個人的には過激さとスポーティさを兼ね備えた本革×アルカンターラ(赤)の方が良いかなぁと思ったりしますね。

シートヒータとパワーシートはエントリーグレード”SZ”のみ設定されませんが、こういった先進的な機能性が”敢えて無い”方がスポーティ性を高める「GRスープラ」にはとても似合っているようにも感じますし、どこか男らしさも感じられるので非常に好印象。この辺りの装備設定はトヨタもかなり上手くやってるなぁと感心します。

主要装備[⑤その他]

【新型「GRスープラ」主要装備一覧[⑤その他]】
~オーディオ~
○AM/FM 4スピーカー・・・SZ
●AM/FM 12スピーカー・・・RZ&SZ-R
○アンテナ・・・全グレード
●EMV&ナビゲーションシステム・・・全グレード
○Bluetooth対応・・・全グレード

~メカニズム~
○エキゾーストテールパイプ&ディフューザー(2本)・・・SZ-R&SZ
●エキゾーストテールパイプ&ディフューザー(2本/スポーツ)・・・RZ
○ドライブモードセレクト(ノーマルモード)・・・全グレード
●ドライブモードセレクト(スポーツモード・トラクションモード付)・・・全グレード

~その他~
○ドライブデータロガー(GRデータレコーダー)・・・全グレードディーラオプション
●ドライブデータロガー無し・・・全グレード
○牽引フック・・・全グレード
●オーディオ入力端子(USB)[センターコンソールトレイ(USB1)]・・・全グレード
○バッテリー(AGM80AH)・・・SZ
●バッテリー(AGM90AH)・・・RZ&SZ-R
○エンジン冷却水(LLC50%)・・・全グレード

グレード別の価格帯と納期

さて、ここからが最も気になるグレード別の価格帯となります。
今現在ディーラにて連絡が入っている価格帯は消費税8%込で端数を切り捨てた”暫定”価格帯になっているかと思いますが、現時点で新型「GRスープラ」の納期は半年以上となり、10月以降となっているため、どうしても10月の消費税10%アップを避けることは難しいため、以下に公開するのは消費税10%込の正式価格となります。結構細かい金額となるのでご注意を。
なお、消費税8%込でのグレード別価格帯(税込)は、”SZ”が4,900,000円、”SZ-R”が5,900,000円、”RZ”が6,900,000円となりますが、ココから正式価格は更に跳ね上がりま。
早速価格帯を見ていきましょう。

【新型「GRスープラ」グレード価格帯一覧(消費税10%込)】
・ベースグレード”SZ”・・・4,990,741円
・中間グレード”SZ-R”・・・6,009,559円
・上位グレード”RZ”・・・7,027,478円

ベースグレードの”SZ”は約9万円程の値上がりですが、それ以外は10万円以上の値上がりとなっていますね。

メーカオプション

そして最後がメーカオプションですが、新型「GRスープラ」はメーカオプションがめちゃくちゃ少ないです。
ぶっちゃけ言ってしまうと一部のボディカラーとシート材質の2点だけになるので、それ以外のメーカオプションは何もありません。
早速メーカオプションを見ていきましょう。

ボディカラー

まずはメーカオプションのボディカラーですが、今回の新型「GRスープラ」では全8色がラインアップされます。

【「GRスープラ」ボディカラー一覧】
○ホワイトメタリック[全グレード選択可]
●シルバーメタリック[SR-Z&RZのみ選択可]
○アイスグレーメタリック[SR-Z&RZのみ選択可]
●ブラックメタリック[全グレード選択可]
○プロミネンスレッド[全グレード選択可]
●ライトニングイエロー[SR-Z&RZのみ選択可](有料色+32,400円)
○ディープブルーメタリック[SR-Z&RZのみ選択可]
●マットストームグレーメタリック[RZのみ選択可](有料色+345,600円)

そのなかで、有料色となるのは「ライトニングイエロー」と「マットストームグレーメタリック」になりますが、それ以外は基本的に無償となります。
あと、「マットストームグレーメタリック」に関しては最上位グレード”RZ”のみが選択可能で、かなり手入れの難しいカラーであり、塗料も非常に複雑な構成になっているとのことから、34.5万というとんでもない追加費用が発生します。

シート材質

そして最後のメーカオプションがシート材質になります。
これはグレードによってシート材質が異なっていて、ベースグレード“SZ”がファブリック製のブラックシート、中間グレード”SZ-R”がアルカンターラ&本革製のバイマテリアルブラックシート、上位グレード”RZ”がアルカンターラ&本革製のバイマテリアルレッドシートが標準装備となっています。
この中で上位グレード”RZ”だけが、メーカオプションとして、本革製のブラックシート(+81,000円税込)に設定することが可能になっています。

参考:「GRスープラ」の見積もり内容

今回取得した上位グレード”RZ”の見積もり内容は以下の通り。

[グレード/駆動方式:RZ/FR(税込)]
ボディカラー:ライトニングイエロー(有料色)
インテリアカラー:アルカンターラ×本革[レッド](標準)
メーカオプション:ライトニングイエロー(+32,400円)

①車両本体価格:6,900,000円
②メーカーオプション:32,400円
③ディーラオプション:0円
④諸経費:363,446円
総支払額(①+②+③):7,295,846円

総支払額は約730万円となりましたね。
「GRスープラ」はほとんどオプション装備がなく、メーカオプションでは”SZ-R”と”RZ”だけが選択可能なライトニングイエロー(32,400円)と、”RZ”だけが選択可能なマットストームグレーメタリック(345,600円)、そして”RZ”だけが選択可能な本革シート[ブラック](81,000円)の僅か3種類となります。

今回はライトニングイエローのみを選択していますが、超高額なマットストームグレーメタリックをチョイスする際には、製造できる期間が非常に長くなるとのことから年間20~25台の抽選販売になると言われています。

仮にマットグレーと本革シートをオプション選択していたら約770万円にまで跳ね上がることになり、単純にポルシェ「718ケイマン/718ボクスター」が購入できてしまう価格となります。
トヨタはもともと、BMWと共同開発を進めていくうえで、”ポルシェ「718シリーズ」と勝負できるようなモデルを作りたい”と語っていたことから、ある意味この価格帯をそれを狙っていたのかもしれません。

諸費用の内訳を見ていこう

ちなみに諸費用の内訳(8%税込)はこんな感じ。
自動車税に関しては、10月に登録した場合の金額となっていますがこれだと消費税10%となるため、ぶっちゃけ車両本体価格も上がるんじゃないのかなぁ…と思うんですが、とりあえずそのあたりはスルーしておきましょう。

⑤税金・保険料:279,680円
・自動車税(21,200円)
・自動車重量税(172,500円)
・自動車重量税(49,200円)
・自賠責保険料(36,780円)

⑥課税販売諸費用等小計:43,166円
・検査登録手続代行費用(21,276円)
・車庫証明手続代行費用(15,120円)
・資金管理料金(290円)
・希望ナンバー交付手数料(6,480円)

⑦預り法定費用等:25,400円
・預り法定費用[新規検査登録手数料](3,620円)
・預り法定費用[車庫証明費・協会費](2,600円)
・預りリサイクル預託金(12,580円)
・預り行政書士料(6,600円)

⑧その他:15,200円
・道路サービス関連費用(6,000円)
・保証がつくしプラン3(9,000円)
・パスポート・印紙代(200円)

この辺りの金額は、各ディーラによって異なる部分があるため、あくまでも参考ではありますが、仮に新型「GRスープラ」を見積もる際には、車両本体価格+50万円は考えておいた方が良いかもしれませんね。

「GRスープラ」に値引はあるのか?

私がいつもお世話になっているトヨタ・ディーラでは、原則値引きは無いと言われました。
レクサス同様に基本的には受注生産となるこのモデルは、生産ストックを確保する必要のないモデルでもあるため、どうしても値引をすることは難しいとの回答を頂きました。
ただ、ある程度台数を捌ける某県では値引きがあるかもしれないとのことです。

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