シボレー・次期「コルベットC8」のインテリアをスパイショット。何とフルデジタルインストルメントクラスターにデジタルインナーミラーを採用した先進装備てんこ盛り

2020-05-27

~遂に新型「コルベットC8」のインテリアをキャッチ~

2019年5月以降にその姿が明らかになるであろうシボレーの次期ミドシップスーパースポーツ「コルベットC8(Corvette C8)」。
既に何度か開発車両が目撃されていますが、今回ついにインテリアのスパイショットに成功した模様。
一体どのようなレイアウトになっていて、どのような技術が採用されているのかチェックしていきましょう。


~新型「コルベットC8」のインテリアはこうなっている~

まずはステアリング周り。
新型「コルベットC8」では、本革巻きの2スポークタイプでフラットボトムなステアリングホイールを採用しています。
ステアリングやホーンには、ダークローズ(もしくはレッド?)のカラードステッチが縫合され、全体的にスポーティな印象を与えていますね。

ステアリング上には、メータパネル操作用のスイッチやステアリングヒーター、Bluetooth、インストルメントクラスターの輝度調整等が配置されています。
その後ろにはアルミ製のパドルシフトを装備。

~メータ類はこうなっている~

気になるメータ類ですが、フルデジタルインストルメントクラスターを採用しています。
センターにタコメーターがあり、更にその真ん中に速度メータ、水温計やGフォースメータが左側(最大レンジは1.25G)、そして右側には航続可能距離やトリップメータ等のインフォテイメントディスプレイが配置されていますね。

~デジタルインナーミラーも採用?!~

その他には何と、先進装備ともいえるデジタルインナーミラーが採用され、スーパースポーツ特有の後方視界の悪さをカバー。こういった装備こそスーパースポーツに採用されるべき技術だと思います。

~新型「コルベットC8」の開発に暗雲が…~

そしてこちらがスパイショットされた外観。
まだまだカモフラージュは分厚いものの、フロントフェイスが徐々に明らかになってきています。

特にリヤテールライトの上には、薄いLEDストリップがあり、ブレーキライトとして使用されるのだと思いますが、かなり派手なリヤデザインになるのではないかと推測しています。
ちなみに、ミドシップに搭載されるエンジンはエントリーグレードにV8自然吸気やレンジトッピングにはV8ツインターボ+電気モータのハイブリッドエンジンが採用される予定なのですが、どうやらシボレーより「アルミスペースフレームの構造的な歪み」を引き出しているとして、レンジトッピングモデルにおいては、あまりに酷い歪みの影響でエンジンを覆うガラスハッチが壊れてしまうといった問題が発生しているようです。

現在、早くとも来月5月頃にはワールドプレミア予定となっている新型「コルベットC8」ですが、構造的な問題によってその開発は難航していることを考えると、もしかすると更に発表時期は遅れ、2019年内の発表もかなり厳しい状況になるのではないかと考えています。

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Reference:CARSCOOPS