インドにてロールスロイス「カリナン」のレプリカが登場。気になる中身は?インドでは「カリナン」はいくらで販売されている?【動画有】

2020-06-03

~インドにて個性的なカラーの「カリナン」が登場?~

インド・ハイデラバードにて、何とも個性的なボディカラー(マーマレードゴールド)のロールスロイス「カリナン?」が登場。
今回目撃されている個体は、ユーチューブで見る限りロールスロイス特有の大柄なサイズ感ではなく、どちらかというと控え目なサイズ感。更にロールスロイスの大きな特徴とも言うべきコーチドアではなく、通常の横開きであることから、100%本物ではないことがわかります。

しかもフロントノーズの出っ張りやフロントエンドの顔つきを見てみると、明らかに本物の「カリナン」には程遠いデザインであることがわかります。


~このレプリカモデル、一体中身は何?~

ちなみに先ほどのドア開閉やフロントのデザインから見て、「カリナン」のレプリカ(偽物)で、ベースとなるモデルはシボレーの中型SUVモデルで法人(フリート)グレードの「キャプティバ」であることがわかっています。
つまりは、インドの某企業の社用車とのことで、得意先のお客さんを乗せるために特別なおもてなし?としてこのレプリカモデルが作られたと言われています。

~インドの税率はマジで高すぎる!~

なお、インドは自国自動車産業を育成する目的にて完成車の輸入には高額関税を課していることから、税率は驚異の150%以上、つまりは新車販売価格×2.5倍がインドでの正規価格になります。
日本では「カリナン」の車両販売価格が約3,800万円からなので、ここにインドの税率が加味されると約9,500万円からの販売となり、こういった高額モデルが購入できるユーザーは真の大富豪でない限り難しいとされています。
そう考えると、「カリナン」のレプリカモデルが登場してくる理由もある程度察しが付きますね。

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Reference:motor1.com