マクラーレン「スピードテール(Speedtail)」の開発車両が目撃に。リヤは「スピードテール」、フロントは「720S」を採用した「アルバート」

2020-05-27

~「スピードテール」専用プロトタイプモデルが遂に目撃に~

マクラーレンのアルティメットシリーズであり、「F1」の後継モデルとして世界限定106台のみ販売されたハイブリッドハイパーカー「スピードテール(Speedtail)」ですが、このモデルの開発車両が目撃されています。
今回目撃されている個体は、以前当ブログでもご紹介したテスト走行専用車両の「スピードテール」プロトタイプモデル「アルバート(Albert)」と呼ばれる一台。

このテスト車両は、「スピードテール」の生産モデル用シャシーとガソリン・ハイブリッド・ドライブトレイン、そして3シータレイアウト(フロント1席・リヤ2席)という構成になっています。
マクラーレンのテストドライバには、元インディカー・チャンピオンとなるKeny Brack氏が担当。


~プロトタイプモデルのフロントデザインは”アノ”モデルにそっくり~

今回の「スピードテール」のテストドライブについて、マクラーレン車両開発責任者を務めるベン・ガリバー氏によれば、「テストドライブは、マクラーレン・スピードテールの開発における大きな一歩になる。アルバートは、シャシーダイナミクスやブレーキ性能、ダンパーチューニング、タイヤ、NVH、人間工学の側面など、車両特性をサインオフできるように取り組んでいきたい」とコメントしています。

ちなみに「アルバート」のフロントデザインはこんな感じ。
見た目は完全に「720S」ですが、基本的な空力特性等は「スピードテール」と同じで、足元のホイールデザインも量産に適した仕様に調整しているとのこと。

なお、今回目撃されている開発車両は、実は3月8日に目撃されていたようで、今の今までピックアップされていなかったことが非常に驚き。
意外とそこまで「スピードテール」が注目されていない?と考えたりしますが、やはりマクラーレンがこれまで以上に新しい技術と素材を活かした最先端ハイパースポーツモデルとなるため、個人的には今後とも目が離せない注目の一台だと思っています。

 

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@mclaren speedtail out in the wild

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Reference:autoevolution