【発表は5月27日?】ほぼ量産デザインでカモフラージュも薄くなったBMW・新型「1シリーズ」の開発車両が登場。まさかのグリルシャッターを採用?

2020-05-27

~新型「1シリーズ」の開発車両に大きく変化が!~

2019年5月27日にワールドプレミア予定となっているBMWの新型エントリーハッチバックモデル「1シリーズ」ですが、今まで目撃されてきた開発車両の中で最も量産デザインに近づいた個体が目撃されています。
今回目撃された個体を見ていくと、全体的に高い密度を持たせたフロントフェイスになっていて、パッと見ではエントリーモデルとは思えないほどの高級感が演出されています。


~注目すべきはやっぱりキドニーグリル~

細かいデザインを見ていくと、フロントヘッドライトはある程度明確になり非常にアグレッシブに変化しています。
デイタイムランニングライトも、新型「3シリーズ(G20)」を連想させるU字型のデイタイムランニングライトを採用していますね。

その一方でフロントのキドニーグリルはかなりコンパクト。
最近のBMWは、新型「X7/X5/7シリーズ/Z4」ととにかくデカくてワイド感のあるグリルばかりが採用されてきましたが、今回の新型「1シリーズ」はむしろ控え目でエントリーモデルらしい落ち着いた表情となっています。

ただ、新型「1シリーズ」のキドニーグリルでは、グリル内部のラジエータ等が全く見えず、新型「3シリーズ/X5」同様にグリルシャッターのようなものが装備されていることに驚き。
これは、エンジンルーム内の温度や走行スピードによってフラップ式にように開閉する機構になっているため、効率よく空冷効果を図ることができると言われています。
こうした機構は新型「3シリーズ」以上の高いグレードになってくると予想していたので、もしこれが新型「1シリーズ」にて採用されるとなったらかなり質感は高いといえるでしょう。

~スタイリングはハッチバックというよりもステーションワゴン風?~

少し角度を変えてのプロファイル。
Cセグメントハッチバックというよりも、ステーションワゴン風の大柄なスタイリングで、室内空間はそこまで狭いような印象は無さそうです。
更にサイドミラーも、新型「X2/3シリーズ/Z4」のようにステーが長くなることで後方視界は良好になっていることでしょう。

真横から見てみるとこんな感じ。
先ほどのプロファイルとはちょっと異なっていて、こちらから見るとハッチバック感が強い印象。
足元のホイールはおそらく17インチのダブル5スポークアルミホイールかと思いますが、これはグレードによって18インチや19インチも登場しそうです。

なお、プラットフォームは最新「X1」と同じ前輪駆動(FF)システムへと大きく変更されますが、これは未だに後輪駆動(FR)モデルを愛用していたユーザーにとっては大きな問題にもなっているようで、しかしBMWも「ダイナミックなインテリアを提供しながらも最高のコンパクトクラスのドライビングダイナミクスを設定する」と主張しています。

~見れば見る程にエントリーモデルとは思えぬ高級感~

こちらはリヤデザイン。
リヤテールランプは立体感のあるハウジングではないものの、L字型のテールランプは他のモデルと共通となっていますね。
リヤエキゾーストパイプも両サイド1本だしで非常にスポーティですし、全体的にかなり密度が高くドッシリとした印象を受ける後姿だと思います(BMWのエントリーモデルとは思えない程の存在感)。

気になるパワートレインについてですが、エンジンは基本的にガソリンとディーゼルで、そこに新たにハイブリッドモデルも追加されることになりそうです。
特にハイパフォーマンスモデルとなる「M135i xDrive」は、排気量2.0L 直列4気筒ツインパワーターボ技術を搭載し、最高出力306psを発揮すると予想。
これによって、競合モデルとなるメルセデスベンツ「AMG A35」との全面的なバトルが繰りひろげられそうな気がしますね。

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Reference:CARSCOOPS