あの過激なフロントウィングを装備した日産「GT-R R35」の一部詳細が発覚。何と約1,600馬力を発揮する模様【動画有】

2020-05-27

~フロントウィングを装着「GT-R」はとんでもないスペックを持っていた~

以前、南アフリカにて開始されるジャガー・シモーラ・ヒルクライム(Jaguar Simola Hillclime)のイベントにて、フランコ・スクリバンテ・レーシング(Franco Scribante Racing)と呼ばれる過激チューナが特別に開発した日産のスーパースポーツモデル「GT-R R35」を世界初公開すると紹介しましたが、今回このモデルに関する一部詳細が判明。

この「GT-R R35」は、Dodson Motorsportとの共同開発によって誕生したクレイジーモデルで、前後のバランスが十分にとれたシャシー設計とドラッグパッケージと呼ばれる様々なパーツが装着されています。
ただ、それ以上に注目したいのがその見た目で、車幅よりも更にワイドな巨大リヤウィングと、ミニ四駆で度々見かけたフロントウィングが装着されることで巨大なダウンフォースを生み出す可能性が高いとのこと。

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~ドラッグレースでも活躍しそうな1,600馬力を発揮するクレイジーモンスター~

改めてフロントを見ていくと、フロントエンドには巨大なスプリッタとウィングが装着されていて、そのパーツのほとんどはカーボンファイバを採用。

リヤにも巨大なリヤウィングとリヤディフューザーを装着。
ただ単純に見た目のインパクトを与えるのではなく、空力特性の向上と強力なダウンフォースを発生することが期待されます。
パーツ類も非常に肉薄で、F1カーに近いものが感じられますね。

気になるパワートレインですが、排気量3.8L V型6気筒ツインターボエンジンは変わらないものの、ECUセットアップによって最高出力1,600hpまで発揮することが判明。
フランコ・スクリバンテ・レーシングのコメントによれば、2,200hpまでエンジンチューニングを施すことが可能だそうで、これによる直線での加速性能はとんでもないパフォーマンスを発揮するのだとか。

このモデルのパフォーマンスについては、5月2日~5日に開催されるジャガー・シモーラ・ヒルクライムにて明らかになるとのことですが、恐らくこれまでに無い最も過激な「GT-R」になると思われます。

【Up Close & Personal with #HillClimbGTR WavedYellow Ep76】

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Reference:motor1.com