パワーあり過ぎて真っ直ぐ走れないが…3,000馬力超えの日産GT-R R35が4分の1マイルレースにて世界最速6.5秒を記録【動画有】
あの3,000馬力超えのGT-Rが遂に世界記録更新!
クレイジー過ぎるチューニングを施して最高出力3,300psを発揮する日産のスーパースポーツGT-R R35が、4分の1マイル(通称:ゼロヨン)ドラッグレースにて世界最速となる6.58秒(時速にして373.8km/hにまで到達)をマーク。
このとんでもない記録はバーレーンにて更新されたのですが、以下にてその瞬間を動画にて確認できるものの、そのあまりにも強烈過ぎるパワーのせいもあってか、容易に真っ直ぐ走行できないというレベル(まるでアメ車レベル)。
突っ込みどころ満載の一台だけど”とりあえず凄い”
しかも、タイヤはドラッグレース専用の極太仕様になっていてこれだけグワングワンに不安定な走りを見せるわけですから、従来のノーマルタイヤを履かせたらとんでもないことになるのは容易に想像できそう。
だってローンチコントロールスタートの時点でウィーリー状態となり、後輪にかかる負荷が相当に大きいために、バランスもかなり悪くなっているので、タイヤの接地面積が小さければその分バランスが悪くなるのも致し方ないところですね。
ちなみにこちらの過激すぎる日産GT-Rは、アメリカの超有名チューナーAMS Performanceによって開発されたもので、愛称はアルファ・オメガGTR(ALPHA OMEGA GT-R)、そして別名パンダGT-Rと呼ばれる変態モデル。
フロントエンドにはファンネル形状のエアクリーナーが搭載され、いかにもドラッグレースのために生まれたかのような仕上がりになっています。
なお、具体的なチューニングキットや改造方法は不明ですが、この個体をライバルにしたドラッグレース向けのド変態モデルが続々と登場するでしょうし、とりあえずドラッグレースの帝王でお馴染み・マクラーレン720Sを圧倒するだけのパワーは十分にありそうです。
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Reference:autoevolution