フロントデザインはスズキ「スイフト・スポーツ」似?フォード・新型「アスパイア・セダン(日本名:フェスティバ)」が突如として登場

2020-05-27

~何の前触れも無く「アスパイア・セダン」が突如として発表~

フォードのハッチバックモデル「アスパイア(日本名:フェスティバ)」をベースにした4ドアセダンモデル「アスパイア・セダン”チタニウム・ブルー”(Aspire Titanium Blu)」が突如としてインドにて発表され、新型モデルとして登場しました。

今回登場したモデルは、2015年に発表された「フィーゴ・アスパイア」をベースにしたモデルチェンジ版で、シルバーメタリック(正式にはムーンダスト・シルバーと呼ばれるオプションカラー)にチタニウムブルーのアクセントが加わったコンパクトスポーツセダンとなります。

そのため、先代よりもアグレッシブなフロントバンパーを装着し、ブルーのインサートアクセント、サイドとトランクリッドにはブルーとブラックのデカール、15インチのブラックアロイホイール、ブラックのORVM、そしてブラックルーフを採用しています。
ボディカラーは、今回登場したオプションカラーに加えて、標準カラーとなるオックスフォード・ホワイトとスモーク・グレーの全3色となっています。


~フロントデザインがあのモデルに似ていると大きな話題に?~

ただ、今回登場した「アスパイア・セダン」のフロントデザインが、スズキのコンパクトスポーツハッチバックモデル「スイフト・スポーツ」にも似ている?と話題になっているようで、今回この画像がとり上げられた理由も「アスパイア・セダン」が突如として登場したというよりも、「スイフト・スポーツ」に似ているからという割合の方が大きいようですね。

インド市場において、(マルチ)スズキの販売実績は高くなっており、特に「スイフト」の人気は異常に高く、セダンタイプの「ティザイア」が販売されるほどに需要が相当に高いと言われています。
そう考えると、フォードはスズキ「ティザイア」の競合モデルとして「アスパイア・セダン」を導入した可能性が高く、よりリーズナブルで品質の高いモデルで販売台数を伸ばすことに専念したのかもしれません。

ちなみにこちらが「スイフト・スポーツ(Katana Limited Edition)」。
確かにザックリ見てみると、フロントデザインは似ているようにも感じますね。

リヤデザインはこんな感じ。
リヤバンパーの面積が非常に大きく、重厚感がありますね。

~インテリアの質感は高いが、安全面はどうだ?~

インテリアはこんな感じ。
ブラックを基調としたファブリックシートを設定し、ブルーのカラードステッチと”Blu”のロゴ、そしてドアパッドの上部にはブルーのハイライトアクセントが追加されていますね。
インテリアは高級があって良いのですが、安全装備としてはエアバッグは僅か2個しか搭載されておらず、サイドエアバッグ等は一切無しの非常に危険な装備内容となっています。

センターナビゲーションは、Apple CarPlayとAndroid Autoを備えた6.5インチタッチスクリーンインフォテイメントシステムを採用しているとのことですが、先代よりも0.5インチ小さくなっているのがちょっと気になるところですね。

気になるパワートレインですが、ハッチバックモデルと同じ排気量1.2L 直列3気筒ガソリンエンジン(最高出力96ps/最大トルク120Nm)と、排気量1.5L 直列4気筒ディーゼルエンジン(最高出力100ps/最大トルク215Nm)の2種類をラインナップしているとのこと。
なお、燃費はそれぞれ20.4km/Lと26.1km/Lで非常に低燃費、トランスミッションは5速MTのみとのことです。

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Reference:IndianAutosBlog