フェラーリのプラグインハイブリッドハイパーカー「SF90ストラダーレ(SF90 Stradale)」が世界初公開!システム総出力は1,000馬力、過去と未来をつなぐ究極の一台【動画有】

2020-05-27

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~遂にフェラーリ最強のハイブリッドモデル「SF90ストラダーレ」が世界初公開!~

昨日5月29日(水)、フェラーリの最新プラグインハイブリッド(PHV)モデルとなる「SF90ストラダーレ(SF90 Stradale)」が遂に世界初公開されました。

今回発表された「SF90ストラダーレ」とは、スクーデリア・フェラーリ(Scuderia Ferrari)の90周年とフェラーリのトラックとロードカーとの強い結びつきの意味を込めた究極の量産型ハイパーカーとなります。

そして最も気になるであろうパワートレインについてですが、「F8トリブート(F8 Tributo)」に搭載されるエンジンではなく、全く新しい排気量4.0L V型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、内燃機関だけで最高出力780ps/最大トルク800Nmを発揮します。
トランスミッションは、全く新しい8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を搭載。

そして、電気モータは1基あたり7.9kWhのリチウムイオンバッテリーによって駆動され、これが合計3基搭載されることによりシステム出力は220psを発揮。
これが、フロントアクスル並びにトランスミッションに搭載されることで、先ほどの内燃機関の最高出力と組み合わせるとシステム総出力は1,000psを発揮することになります。

気になるパフォーマンス面についてですが、0-100km/hの加速時間が2.5秒で、0-200km/hの加速時間は6.7秒という、出だしはブガッティ「シロン」並みですが、その後の加速の伸びはとんでもないレベルに仕上げられていますね。
なお、最高時速は340km/hにまで到達することが可能で、電気モータだけでの最大航続距離はフル充電の状態にて25km走行することが可能ですが、この際の駆動方式は前輪駆動(2WD)になるとのこと。

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~過去のモデルたちを集約させる良いとこ取りのデザイン~

さて、気になるスタイリング面についてですが、今回のモデルは過去20年間に製造されたフェラーリモデルの”根本的な進化”をテーマにしているとのこと。
具体的な進化としては、フロントの細いLEDマトリックスヘッドライトとより湾曲したフロントガラス、そして細いAピラーを採用しています。

そして空力特性を向上させるために、サイドスカートやハイマウントインテークとリヤデザインを大きく一新し、特にリヤデザインにあるディフューザーやデュアルエキゾーストチップ、そしてシボレー「カマロ」のようなデュアルテールライトを採用しました。

車体重量については、内燃機関と電気モータを組合わせながらも僅か1,570kgとかなり軽量化されています。
なおフェラーリは、今回のモデルをハイブリッド化することによって+270kg増量しているとのことで、これ以上増加しないためにマルチマテリアル(カーボンファイバや新しいアルミ合金などの軽量素材)のボディシェルとシャシーを採用することで必要最小限に抑えることができているとも説明しています。

リヤデザインは完全に賛否がはっきりと分かれるデザインとなっていますが、これはユニークなデザインとするだけでなく、空力とダウンフォースを向上させるために考えられたデザインとなっているとのこと
フェラーリの説明によれば、エンジンカバーは2つのセクションに分けられ、その下の部分にはブレーキライトが付けられています。

一般の公道にて走行する際、ある程度スピードが出ていたときに2つのセクションがエンジンカバーの上に揃えられてつりさげられ、可動ウェッジが効率的なフェアリングとして機能することができ、空気が上下に流れるようになるのだとか。

そして、サーキット等で大きなダウンフォースを発生させるには、コーナーでの走行やブレーキング、急激な方向転換といった条件において、可動部が一基の電動アクチュエータによって下降する仕組みになっているとのこと。
こうしたシステムを利用することで、250km/hの速度が出ているときに390kgのダウンフォース量を発生することができるようです。

ちなみに、今回のシャシーの変更は車体重量が抑えられているわけでなく、これまでのプラットフォームよりも20%高い曲げ剛性と40%高いねじり剛性実現しているとのこと。

~走行モードは大きく4種類を搭載~

そして新型「SF90ストラダーレ」は、パフォーマンスをテーマにした一台ということで、ステアリングホイールにマウントされた新しい「eManettino」が採用されています。
これはドライバが以下の4つの異なる運転モードによって選択することが可能になっています。

①eDriveモード・・・車両が静かになることで街中を一般のプラグインハイブリッドと変わらず走れる前輪駆動EVモード
②ハイブリッドモード・・・これはデフォルト設定ということで、パワートレイン全体を効率的に最適化するスタンダードな走り提供
③パフォーマンスモード・・・V8エンジンを常に作動させ、必要なときに即座に最大限のパワーを発揮する走りを提供
④Qualifyモード・・・バッテリー充電よりパフォーマンスを優先し、電モータが最大能力を発揮できる(つまり1,000psを発揮できる)究極のモード

また、上の走りを提供できるように、フェラーリでは運転のダイナミクスを最適化する新しい横滑り車両制御システム(eSSC)を開発し、ICEと電気の両方のトルクを最適に管理することで、個々の車輪に分配して運転条件とグリップの要求に合わせる電気的なトラクションコントロールシステムを組み込んでいるとのこと。
更にフロントの電気モータとブレーキシステムのトルクを油圧システムと電気モータの間で分配することを可能とするハイテクなブレーキングシステムに仕上げています。

~インテリアも最先端の技術を搭載~

インテリアについては、16インチのデジタルインストルメントクラスターを備えたコックピットからインスパイアされたドライバモニタを採用。
ナビゲーションやインフォテイメントディスプレイが並ぶセンターマウントタコメータが大きな特徴だと思います。

それ以外については、フラットボトム式の3スポークステアリングホイールや新しいタッチコントロール、気候制御システム、ヘッドアップディスプレイといった先進的な装備も多数あるとのこと。

なお価格帯については、今のところ明らかにされてませんが、後ほど実車公開の際に明確な情報が提示されるかもしれません。

【Ferrari’s SF90 Stradale Is A Plug-In Hybrid Prancing Horse】

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Reference:CARSCOOPS

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