ジャガーのフラッグシップサルーン「XJ」が今夏にて生産終了へ。後継モデルはEVとして登場予定、次なる競合モデルは「モデルS/タイカン」だ!

2020-05-27

~また一つ名車が生産終了へ~

自動車ニュースサイトAutocarの情報より、ジャガーのフラッグシップサルーン「XJ」が今夏にて生産終了することが明らかになりました。
具体的には、7月5日に最終ユニットが組立ラインをロールオフすることを報告しているようで、それ以降の生産や最終限定モデルを販売する予定も無いとのこと。


~年々売り上げ台数が減少していたフラッグシップサルーン~

2010年以来、メルセデスベンツ「Sクラス」やBMW「7シリーズ」、アウディ「A8」に対抗するためにX351世代の主力サルーンとして製造され、更に4年前には新しいインフォテイメントシステムを搭載するとともに、視覚的なアップデートも施されたものの、2018年の欧州での売り上げ台数は僅か1,088台と非常に少なく、主要市場とされていたアメリカにおいても、2017年は2,721台、そして2018年は1,579台と非常に少ない販売台数で常に減少傾向となっていることが確認できます。

~今後はEVモデルとして登場へ~

なお、「XJ」の生産終了後の計画においては、今のところ後継モデルの開発が進められているようで、今年初めに非公式に発表された4ドアEVモデルの登場が濃厚と言われています。
スペックとしては、90kWh又は100kWhのバッテリーパックを搭載し、最大出力200hpを発揮する電動モータを4基使用する可能性が高いとのこと。
これにより、4ドアセダン最速モデルとして、テスラ「モデルS」やポルシェ「タイカン」を圧倒する究極の一台としての登場が期待されています。

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Reference:CARSCOOPS