フェラーリ「SF90ストラダーレのPHV技術は他のモデルにも流用されるだろう。それぐらい完成度が高くて超簡単なのよ」

2020-05-27

~「SF90ストラダーレ」のハイブリッド技術はかなりフレキシブル性が高い~

先日衝撃的なデビューを果たしたフェラーリのPHV(プラグインハイブリッド)モデルとなる「SF90ストラダーレ(SF90 Stradale)」ですが、今後フェラーリがラインナップするモデルにおいても、今回採用されているPHV技術がそのまま流用されていくことが明らかとなりました。


~V8だけでなくV6ハイブリッドにも適用可能に?~

フェラーリの最高技術責任者であるマイケル・ライターズ氏によれば「同社のハイブリッド技術は、特定のパワートレインの特性を持っており、更にSF90ストラダーレのハイブリッド技術は他のモデルにも適応することが可能なほどに非常に簡単な仕組みになっている」と説明。

「SF90ストラダーレ」に採用されているパワートレインは、新開発の排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジン+電気モータ3基を搭載し、システム総出力1,000psを発揮。
電気モータのみでの走行であれば、バッテリ(7.6kWh)がフル充電の状態で航続可能距離25kmを走ることが可能となっています。

なお、今回の最新モデルに関して排ガス規制を準拠した高性能スーパーカーであることは何も述べられていませんでしたが、おそらくこの規制に準拠していると思われ、こうしたクリーンな技術も今後のラインナップモデルにも適用されるものと考えられます。

フェラーリは既に、2019年3月に「488GTB」の後継モデルとなる「F8トリブート(F8 Tributo)」を発表し、更にハイパフォーマンスなハイブリッドミドシップモデル「SF90ストラダーレ」を発表しています。
今後は、V型6気筒ターボチャージャーエンジンを採用するエントリーモデルの登場が期待されていますが、これについての詳細はまだまだ不明。

SUVモデルの登場も噂されているため、2019年後半もフェラーリの快進撃はまだまだ止まらなそうです。

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Reference:CARSCOOPS