遂に新色登場?!グッドウッド2019にて登場した強烈カラーのハイパーカー・アポロ「IE(Intensa Emozione)」とは?【動画有】
~これで本当に公道を走って大丈夫なの?~
7月初めに開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019(Good Wood Festival Of Speed 2019)にて、フェラーリのワンオフモデル「P80/C」やポルシェ「911RSR/タイカン(Taycan)」、プラト「オラージュ(Orage)」といった様々なスーパースポーツモデルが登場しましたが、その中でも一際異彩を放っていたのが、ドイツのスーパーカーメーカ・アポロ・オートモービルの世界限定10台のみ販売したノンハイブリッドハイパーカー「IE(Intensa Emozione)」。
その強烈な外観はもちろんですが、公道走行も可能とするスーパースポーツモデルとなります。
~新型「IE」は様々な有名メーカの技術と伝統を受け継いだ究極の一台~
このモデルは、最終仕上げに取り掛かる際、メルセデスベンツ「CLK GTR」等も手掛けたHWA AGとCapricorn Gourpによる共同開発によってカーボンファイバシャシーが採用され、モノコックはカーボンサブフレームとクラッシュ構造によって統合され、それぞれがFIA LMP2安全要件を満たした優秀なプラットフォームとなっています。
アポロ「IE」の気になるパワートレインについてですが、フェラーリ「F12tdf」にも採用された排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力780hp/最大トルク759Nmを発揮。
直線的なパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は2.7秒、最高時速は330km/hにまで到達します。
車体重量は1,250kgと驚異的な軽さを実現するだけでなく、300km/hに到達する際のダウンフォースは「マクラーレン・セナGTR」よりも強力な1,350kgを発生します。
~これまで登場してきたパープルとは異なる全く新しい「IE」だが?~
なおボディカラーは、これまで登場した「IE」では見たことの無かったブルーにて身を纏っていますが、これはカラーラッピングにて施工されているとのことで、実際はドラゴン・パープルと呼ばれる紫系の渋いカラーとなっています。
ちなみにこちらがカラーラッピング施行前のドラゴン・パープルに身を纏った「IE」。
ボディカラーが異なるだけでまた大きく印象が異なりますが、どちらも強烈なカラーなだけに、その外観も強烈ということで何れも負けず劣らずで非常にマッチしています。
足もとには、肉抜きにて密かに軽量化が施されたゴールドのセンターロック式アルミホイールを装着。
フロントスプリッターまでも細かくラッピングが施されていますが、これほんのちょっとした段差でもガリガリ擦ってしまうでしょうし、すぐにラッピングが剥がれてしまいそう。
【APOLLO IE MENTAL V12 SOUNDS! FOS 2019.】
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Reference:CARSCOOPS