スズキ「ジムニー」や「AMG G63」には無い強力なEVオフロードレーシングモデル「オデッセイ21」がグッドウッド2019(FOS)に登場!エクストリームEと呼ばれる新たなフォーミュラEにて参戦へ【動画有】
~これまたとんでもないEVオフロードモデルが登場だ!~
先日開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019(Good Wood Festival Of Speed 2019)にて、これまでに見たことの無い超強力なEVオフロードモデル「オデッセイ(Odyssey)21」が世界初公開されました。
このモデルは、フォーミュラEワールドチャンピオンシップ(Alejandro Agag氏が正式に発表)にて、EVオフロード専用カテゴリとして採用された”エクストリームE”にて登場する一台と言われています。
~オフロードモデルでありながらも走りの質は相当に高い~
「オデッセイ21」は、スパークレーシング・テクノロジーズと呼ばれるメーカが製造したショーカーの一つで、レーシングシリーズに参戦する全てのチームが、Williams Advanced Engineeringにより供給されるシャシーとバッテリパックを使用(つまりエクストリームEに採用のモデルは全て同じシャシーとバッテリパックを使用するルールに)し、そこから各メーカが独自開発したモータを用いることでオフロードモデルの完成度を高めていきます。
サイズ感としては、全長4,389mm×全幅2,286mm×全高1,890mmと非常に大柄なボディを持ち、しかし車体重量は1,632kgと巨大オフロードモデルとは思えない程に軽量ではありますが、フォーミュラEモデルと比較すると約2倍の重量差となります。
~ラリーカーをも圧倒する走行性能を持つことも可能に~
今回、「オデッセイ21」を発表したスパークレーシング・テクノロジーズのテクニカルディレクターであるTheopile Gouzin氏によれば、このモデルはまるでWRCカーのように強力でインパクトのある走りを提供するとのこと。そしてこのモデルが砂利や岩、泥、氷、雪、水といったあらゆる地形や悪路にも対応できるハイパフォーマンスモデルであることを強く示し、いずれはラリーカーさえも圧倒できる唯一無二の一台へと仕上げていくと自信を示しています。
ちなみに、以下がグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019にてデビューを果たした「オデッセイ21」の走行動画。
オンロードでの走りの質が相当に気になっていましたが、セダンモデルとあまり変わらない程にクイックなコーナリング性能を発揮。
ドライバは女性で注目度も更に高くなっています。
Up the hill we go! The Odyssey 21’s first public outing at Goodwood Festival of Speed! pic.twitter.com/v3Dd1i3AvK
— Extreme E (@ExtremeELive) 2019年7月6日
【Meet the Extreme E Car! | The Adventure Begins! | Extreme E】
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Reference:CARSCOOPS