本当に市販化できるの？インフィニティ(日産)新型「Q60プロジェクト・ブラックS」が2019年後半に生産決定！パフォーマンスも更に向上する可能性も【動画有】
～まさか本当に市販化に至るとは…～
日産のハイパフォーマンスブランドであるインフィニティが発表した究極のハードコアモデル「Q60プロジェクト・ブラックS(Infiniti Q60 Project Black S)」が、ルノーF1チームによってトラック中心の開発が完了したとのことで、2019年後半より生産を開始することを発表しました。
またインフィニティの公式情報によれば、オーストリアにてプロトタイプモデルのテストが行われ、実際に製品化するための技術や品質、そしてパフォーマンスを十分に満足しているとのことで、本格的に製品市販化の承認が行われたようです。
※「Q60プロジェクト・ブラックS」は何度も市販化を延期しているので、本当に市販化されるのかは疑問に残るところ。
～「Q60プロジェクト・ブラックS」ってそんなに凄いの？～
このモデルは、インフィニティが2018年秋頃に発表した一台で、これまで発表してきた中で最もクレイジーな個体となり、更にはインフィニティが独自のパワートレイン・テクノロジーを開発し、高性能ロードカーとなるよう開発が進められてきました。
なおパワートレインについては、ハイブリッドシステムを搭載することが確定していますが、今もなおギリギリまで開発とテストが続けられているそうで、更には限定何台で販売するのか、どれだけの価格帯にて販売するのかをこれから決定していくそうです。
パワートレインについては、「Q60レッドスポーツ400(Q60 Red Sport 400)」をベースにしており、2つの環境発電システムを備え、4.4kWhのリチウムイオンバッテリーパックを搭載し、eターボ技術と後軸に搭載された電気モータを組合わせることで、優れた加速性能を発揮します。
具体的には、排気量3.0L VR30型のV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、回生エネルギーシステムを備えたデュアルハイブリッドパワートレインを採用することでシステム総出力は571psを発揮。
直線のパフォーマンス性としては、0-100km/hの加速時間は4秒未満と驚異的な加速力を発揮します。
なお、先述にもある通り最終決定並びに生産の開始は2019年後半になるとのことで、インフィニティの副社長であるマイク・コレラン氏によれば、「堅実なビジネスケースが必要なため、結果を予測するには時期尚早である。なお、更なるテストに加えてパフォーマンスを証明するため、ハイブリッドエンジンの更なる追究を行っていく」と説明していますが、もしかすると更なるスペックの向上も考えられるかもしれません。
【Infiniti Project Black S Testing】
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