フルモデルチェンジ版・日産の新型「ジューク」の情報が明らかに!1リッターターボエンジンは確定、6%軽量化、価格は現行よりも5%~10%上昇、11月末より発売スタート
~遂に新型「ジューク」の詳細情報が少しずつ明らかに!~
9月3日に正式に世界初公開されることが決定した日産のフルモデルチェンジ版・新型「ジューク(Nissan Juke)」ですが、この個体のプロトタイプモデルを自動車ニュースサイトAutocarが世界最速にてレビュー。
既にフランス等では徐々にカモフラージュが薄らいでいる開発車両も走行しているとのことですが、今回の特殊なカモフラージュラッピングによって偽装されたプロトタイプモデルは初めて。
新型からはどういった機能が追加され、どういったポイントが変更されるのかといった情報が公開されていますので、早速それらを簡単にご紹介していきたいと思います。
~プラットフォームの変更で全長は+75mmロングに~
まず、今回のフルモデルチェンジにより、プラットフォームが変更されるということで、ルノー・日産・三菱アライアンスのコモン・モジュール・ファミリーB(CMF-B)プラットフォームを採用。
これは、ルノー・新型「キャプチャー/クリオ」等にも搭載されるもので、これを流用することにより、全長は+75mmの4,210mmとなり、ホイールベースは+106mm延長された2,636mmへとロング化。
これにより、後席でのレッグスペースはもちろんですが、非常に快適で広々とした室内空間を提供するとのこと。
またプラットフォームの変更により、高強度鋼が使用されるので、ボディ剛性は13%向上し、更に車体重量は6%軽量化されるようです。
~パワートレインはどうなる?PHVモデルは?~
気になるパワートレインについてですが、今のところ明確になっているの「マイクラ」にも供給されている排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力115hp/最大トルク180Nm(オーバーブーストによって201Nmにまで到達)を発揮するとのこと。
なお、PHV(プラグインハイブリッド)については触れられていませんが、既にルノー「キャプチャーPHV」がラインナップされているため、もしかすると合わせてラインナップされるかもしれません。
~外観やインテリア、価格帯や発売日について~
そして外観についてですが、これは「GT-R 2020ビジョングランツーリスモ」や「Gripz SUVコンセプト」等のデザインが織り交ぜられているようで、非常にアグレッシブな顔つきに加え、クーペチックなルーフラインやサイドには設けられないスマートなリヤドアハンドル、スカラップタイプのクラムシェルボンネット、トヨタ「C-HR」のようなルーフスポイラー、そして三菱ルックなフロントLEDデイタイムランニングライトが装備されます。
インテリアについては、エントリーグレードVisiaより、ソフトタッチのダッシュボードやグロス付のメタリックグレーにて仕上げられたセンターコンソールやウィンドウスイッチ、エアコンの通気口周り等、高級感を加味した部分が非常に多いようです。
そして最上位グレードとなるTenkna Plusでは、オプションにてミッドナイトスタイリングパックなるものが設定可能だそうで、コントラストステッチやアルカンターラトリム、グロスブラックのオーナメントパネルなど、更にワンランク上の高級感溢れるインテリアを実現できるとのこと。
なお、ナビゲーション画面については8インチが設定されるそうで、Apple CarPlay/Android Autoも標準装備となっています。
最後に価格帯と発売時期についてですが、これは欧州仕様であれば現行モデルよりも5%~10%価格アップするとのことで、発売時期については11月末にて決定しているとのことです。
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Reference:AUTOCAR