2020年モデル・日産の新型「ジューク(Juke)」画像まとめ①。酷評された先代デザインを大きく覆す期待のコンパクトクロスオーバー

2020-05-27

~これまで公開されてきた新型「ジューク」のティーザー画像を簡単にまとめてみた~

先日、日産の次世代コンパクトクロスオーバーモデルのフルモデルチェンジ版・新型「ジューク(Nissan Juke)」について、世界初公開が9月3日(火)であることが確定し、これに併せてティーザー画像が3枚公開されました。

これまで公開されてきたティーザー画像は、フロントLEDデイタイムランニングとフロントヘッドライトに焦点を当てたティーザー画像と、フロントエンドを真正面から見たティーザー画像、そしてサイドビューのティーザー画像の3枚となりますが、おそらく近日中にリヤビューのティーザー画像も公開すると思われます。

思いのほか結構なペースでティーザー画像が公開されていますが、このあたりで一度新型「ジューク」のティーザー画像まとめPart①を公開していきたいと思います。

※また、9月3日(火)に世界初公開された後、9月12日(木)より開催されるフランクフルトモーターショー2019でもワールドプレミアすることも確定に。


~早速新型「ジューク」のティーザー画像を見ていこう~

ティーザー画像①

改めて新型「ジューク」のティーザー画像を見ていきましょう。

一枚目に公開されているティーザー画像をチェックしていくと、フロントデザインの一部であるLEDデイタイムランニングライトとその下に奥行きのあるY字型のLEDヘッドライトに焦点があてられており、現行モデルから大きく一新する重要な部分となっています。

特にLEDデイタイムランニングライトは、現行モデルのブーメラン形状から、三菱・新型「デリカD:5/eKクロス」のような切れ長でロングなシームレスライトを採用し、高級感だけでなくアグレッシブさが兼ね備えられています。

この部分の変化は非常に大きく、新型「ジューク」のイメージを大きく覆す重要な要素になると思います。

またチラッとだけ確認できますが、メッキフレーム幅が大きくなったVモーショングリルもしっかりと採用され、ブラックペイント処理されたメッシュグリルも確認でき、これまたスポーティな印象を与えています。

ボディカラーはおそらくオレンジ系ではないか?と考えていますが、近年のトレンドカラーでもある鮮やかなレッド系の可能性も秘めていますね。

ティーザー画像②

そしてこちらがフロントエンドを真正面から撮影したティーザー画像。
LEDデイタイムランニングライトとY字型のフロントヘッドライトのデザインが明確にわかるようになっていますね。

パッと見ではフロントフォグランプが搭載されていないようにも感じられますが、もしかすると輝度の関係で設置する必要性が無いのかもしれませんね。

ティーザー画像③

そしてこちらが3枚目のティーザー画像(サイドビュー)。
現行「ジューク」と比べてルーフの傾斜が少なく、中々にアグレッシブなリヤスポイラーが装着されていることも確認できます。

現行モデルにて大きく懸念されていたリヤシートのレッグスペースが大きく改善される可能性が高そうですが、天井も少し高くなっていることを期待したいところ。

またリヤハッチウィンドウの角度もかなり寝かせていることから、トランクスペースも大きく確保されている可能性がありますね。

こちらは新型「ジューク」の開発車両のサイドビュー。
フロントフードの張り出しとAピラー角度、ルーフライン、リヤハッチも全てティーザー画像と一致していますね。
足もとのアルミホイールデザインを確認することはできませんが、Y字スポークの全く新しいスポーティなものが装着されていることを期待したいところです。

~改めて新型「ジューク」の情報をおさらいしていこう~

ちなみにコチラが現行モデルと次世代モデルの開発車両がランデブー走行していた際のスパイショット。

次世代モデルのほうはカモフラージュが分厚めで分かりにくいですが、デイタイムランニングライトのデザインはもちろんのこと、Vモーショングリルも大口化し、フロントロアグリルも変更され全体的に表情を大きく一新することになるでしょう。

なお、新型「ジューク」にて採用されるプラットフォームは、日産とルノーによって共同開発された、ルノー・新型「クリオ(日本名:ルーテシア)/キャプチャー」と同じCMF-Bプラットフォームを使用し、ロングホイールベース且つ全長が延長されることはもちろんのこと、車格は若干大きくなり、しかし車高が少し下がることで低重心化を図り、安定した走行性能を得る仕組みとなっています。

~遂にPHVモデルもラインナップする?~

気になるエンジンラインナップについてですが、プラットフォームの変更により、内燃機関モデルのみに留まらず、ハイブリッド(HV)やプラグインハイブリッド(PHV)、そしてオールEVといった電動パワートレインの搭載が可能となっていますが、このあたりは新型「キャプチャー」が2020年以降にPHVモデルを発表する予定なので、おそらく新型「ジューク」にもPHVモデルが共通化されると予想。

PHVモデルのパワートレインは、排気量1.6L 直列4気筒エンジン+電気モータ、容量9.8kWhのバッテリー(バッテリーのみでの航続距離32km)を組合わせるといったかなり詳細な情報も明らかになっているようです。

その他マイルドハイブリッドモデルもラインナップする予定で、排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンと、排気量1.5L dCiディーゼルエンジンの既存の2種類のエンジンを流用し、ハイエンドグレードにおいては四輪駆動もラインナップする予定となっています。

なお、先述にある通りデビューは9月3日(火)となりますが、発売は2020年初めを予定しているとのことです。

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