見た目は近未来型の戦闘機。4モータ搭載&1,000馬力超えの電気自動車・ファラデーフューチャー「FFZero1」にあの大人気女性ユーチューバーが試乗する【動画有】

2021-10-23

~今話題のホットなクルマからマニアックなモデルまで幅広くお届けする大人気女性ユーチューバー~

これまで数多くのスーパーカーはもちろんのこと、エンジン出力5,000hpを発揮するデヴェルモータース「デヴェル・シックスティーン」やランボルギーニ「ヴェネーノ・ロードスター」、SSC(シェルビー・スーパーカーズ)「トゥアタラ」といった超希少且つ一生見ることのできなさそうなモデル達のレビューと試乗動画をお届けしてきた大人気女性ユーチューバー・スーパーカーブロンディ(SupercarBlondie)さん。

今回は、アメリカの新興メーカであるファラデー・フューチャーが2016年に発表したコンセプトモデル「FFZero1」のインプレッションと簡易的な試乗内容をお届けしています。


~まず見た目からして普通ではない。まさにコンセプトカーとして生まれた一台~

「FFZero1」は、先述の通りコンセプトモデルとなるため、そのエクストリームなスタイリングはもちろんのこと、パワートレインは内燃機関ではなくEV仕様となるため、ファーストインプレッションとしては「近未来型の戦闘機」と表現しても差し支えないでしょうね。

ちなみに気になるパワートレインは、4基の電動モーターを搭載することでシステム総出力は1,014psを発揮し、0-100km/hの加速時間は3秒以内、最高時速は320km/h以上にまで到達するとのことで、近年発表された電気自動車モデルとなるロータス「エヴァイヤ」やリマック「C_Two」、そしてテスラ「ロードスターⅡ」等が挙げられます。

フロントマスクもグリルレスで現実離れしたデザインを持ちますが、フロントからリヤに向けて突き抜けていく空力特性を考慮したボディはロータス「エヴァイヤ」を想起させるものがありますね。

ドア開閉については、サイドドアが無くフロントガラスが上にオープンするキャノピー式を採用。
これがまた乗降りしにくいこと何の(以前スーパーカーブロンディさんがピックアップしたRAESR「タキオン・スピード」に近いものがある)。

これまで数多くの乗降りしにくいスーパーカー/ハイパーカーに試乗・インプレッションしてきましたが、「FFZero1」はその中でもトップクラスで乗降りし辛そうですね。

~「FFZero1」には特殊な専用のヘルメットが存在する~

ちなみにこのモデルに試乗する際には、ファラデー・フューチャーが特別に設計した専用ヘルメットを装着するそうで、ヘッドアップディスプレイではAR(拡張現実)技術を採り入れ、道路情報などさまざまな情報を表示することが可能になっているそうです。

そしてヘルメットの後方には謎のアタッチメントが。

これはシートとドライバの頭と首をしっかり固定できる仕組みになっていて、ヘルメットから水と酸素をドライバーに供給することも可能になっています。

こちらが酸素と水を供給するスイッチ。内ドアパネルに搭載されています。

また、インストルメントパネルにはドライバーのバイタルデータまで表示されるとのことで、まさに近未来型のF1を操作しているかのような感覚になりますね。

実際に装着してのコンディションがこんな感じ。
公道での走行はできないため、後方視界等を確認することはできませんし、ほぼ身動きが取れないところはコンセプトカーらしいところ。

ステアリングの中央にはスマートフォンをドッキングさせるスペースが確保されたり、さまざまな走行情報をビジュアルに表示したり、車の状況をリアルタイムに解析したりできるところも未来的です。

【The Car With The Oxygen Tank!】

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