えっ、これで純正?!ロータスをベースとした”ドイツ版テスラ”と呼ばれる電動スポーツカー・PG「エレクトラス(Electrus)」が販売中。因みに価格は約3,000万円也

2020-05-27

~まさかPGのモデルが中古車市場に登場するとは…~

近年電気自動車の技術が急成長する中、2012年にドイツの新興メーカであるPGが販売した「エレクトラス(Elektrus)」と呼ばれる何とも不気味な個体が、中古車サイトMobile.deにて販売されています。

このモデルは、アメリカの電気自動車メーカであるテスラの初代「ロードスター」からインスパイアされているそうで、当時はまだまだ普及していなかった電気自動車モデルとして販売。


~パワーは若干非力ながらもパフォーマンスは現代のスーパーカー並~

パワートレインとしては、シングルモータを搭載することでシステム総出力270hp/最大トルク350Nmを発揮。
そして直線性のパフォーマンスとしては、車体重量は不明ながらも、その驚異的な軽さを活かすことで0-100km/hの加速時間が3秒未満と驚異的な加速力を発揮し、最高時速は300km/hにまで到達するモンスターでもありました。

なお、PGはこのモデルを世界限定667台生産すると発表しましたが、実質的に市場に出回ったのはこのモデルを含む2台のみと言われていて、価格帯も約3,260万円と非常に高額であったことから、もしかすると全く売れなかったモデルだったのかもしれません。

~その強烈なエクステリアデザインを見てみよう~

それにしても…この強烈なフロントフェイスが純正にて誕生したことも驚きですが(どことなくマセラティの要素も含んでいるような…)、ボディもカーボンファイバを採用している等でかなり気合が入った一台だったのでしょうね。
ちなみにプラットフォームはロータスがベースになっているそうです。

リヤデザインもかなり強烈。
マフラが存在しない分、リヤディフューザーの使い方がエグイこと何の。

インテリアはこんな感じ。
なお、このモデルではドライバが様々なエンジンサウンドを選択できるように、サウンドシステムが装備されているとのことで、その完成度も非常に高いとのこと。

ちなみにこのモデルの中古車販売価格は、新車販売価格からほぼ変わらずの約2,990万円にて販売されているそうです。

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Reference:CARSCOOPS