【価格は2,729万円から】メルセデスベンツ新型マイバッハGLS600が2021年7月1日に日本デビュー!パープルの2トーンは中国っぽいけど、注目度はかなり高そうだ【動画有】
完全に中国をターゲットとしたマイバッハGLS600が日本でも公式デビュー
メルセデスベンツは以前、ハイパフォーマンスモデルとなるAMG GLS63 4MATIC+を発表・発売しましたが、今度は更なる上位グレードとなるメルセデスベンツ新型マイバッハGLS600 4MATIC(Mercedes-Maybach GLS600 4MATIC)を2021年7月1日に日本にて正式発表しました。
今回発表された個体は、マイバッハSクラス(Maybach New S-Class)に搭載されていた特別なエンブレムをGLSに初めて設定。
パワートレインは排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジン(最高出力558ps/6,000rpm~6,500rpm、最大トルク730Nm/2,500rpm~5,000rpm)と、48VのEQブーストシステムを組合わせることで最高出力+22ps/最大トルク+250Nm引き上げるハイパフォーマンスでありながらも上質な乗り味を体感できる一台となっています。
更に低中負荷域で気筒休止を行うことも大きな特徴のひとつで、ダイナミックセレクトでコンフォートが選択された場合、エンジン回転数が800~3,250rpmの領域で4気筒が休止するシステムを採用。
アクセルを強く踏み込むとすぐに燃焼運転に復帰し、4気筒と8気筒の切り替えはスムーズで、快適性が損なわれることはないとのことです。
なお車体重量は2,780kgと重量感はありますが、直線性のパフォーマンスとしては4.9秒と非常にスピーディーで、最高時速は電子的に制御されながらも250km/hまで到達します。
ボディカラーも使い方も中国の好み。メルセデスは今後も中国に力を費やす?
そして最も気になるのがその外観。
いかにも中国人が好きそうなブラックとパープル系の2トーンに組合わせたボディカラーにて設定されるも、実際には8種類の組合せによって2トーン仕様にもできるとのこと(新しいもの好きの中国にとっては、中国色に染まったGLSは結構人気が出るかも?)。
なおシートレイアウトは2列4人乗りが標準で、後席は+120mm後方にシフトし、更に30mm内側に移動することで足もとのスペースを大きく確保。
従来のメルセデスベンツGLSに比べて、圧倒的な快適性を得た新型マイバッハGLSですが、あとは競合モデルとなるであろうロールスロイス・カリナン(Rolls-Royce Cullinan)の上質さにどれだけ対抗できるかがキーポイントだと思います。
クロームアクセントが際立ち高級感は一気にアップ!専用サスペンション搭載で走りも進化!
フロントマスクについては、BMW並みに大口化されたヴァーティカルクロームスラットを設定し、更にはクロームウィンドウトリムやBピラー付のマイバッハグリル、サイドシルパネルのクロームインサート、専用22インチアルミホイール(オプションにて23インチも設定可能)と、とにかくクロームアクセントをふんだんに活用した中国が好みそうな高級志向を強めた一台となっています。
足回りについては、マイバッハGLS専用サスペンションとなるE-アクティブボディコントロールを採用。
これはエアマティックサスペンションをベースにしていて、4輪それぞれに48V対応のアクチェーターを追加することにより、スプリングレートとダンパーの減衰力を個別制御しています。
またステレオカメラで前方路面の起伏をモニターすることでダンパーの減衰力を瞬時に演算するロードサーフェススキャンも搭載され、タイヤへの初期入力から適切に減衰させるとともに、ばね上にその振動を極力伝えずフラットな乗り心地を提供しているとのことです。
リヤデザインもかなり攻め込んでいますね。
クロスリブが付いたテールパイプ含め、Dピラーのマイバッハエンブレムの使い方もかなり思い切った感があります。
新型マイバッハGLSのインテリアは圧倒的なラグジュアリー仕様へと進化!そして価格帯は?気になる続きは以下の次のページにてチェック!