車内はまるでホテルのような空間。BMWが快適性を重視した新型「i3アーバンスイート・コンセプト」を発表へ。そういえば見た目の系統はホンダ新型「フィット4」っぽい?
~「i3」でこれだけの室内空間を提供したら気になるのは価格だが…~
2020年1月7日よりアメリカ・ロサンゼルスにて開催される最新の自動車技術イベントショー・CES2020(Consumer Electric Show 2020)にて、BMWのプレミアムEVカー「i3」をベースにした「i3アーバンスイート・コンセプト(BMW i3 Urban Suite Concept)」が出展されることが明らかとなりました。
このコンセプトモデルは、インテリアの空間をホテルのように過ごしやすいものに仕上げているとのことで、外観よりも車内に力を入れた一台と言った方が良さそうです。
~社長と運転手だけのとてつもない空間だ~
実際にインテリアを見てみましょう。
助手席とリヤシートの片側が完全に排除され、助手席側には足置き用のオットマン、後席には固定式の間接照明やコンパクトテーブルが置かれていますね。
まるで社長席のようにも思えるこの車内、後席にはBMWが最も力を入れている「サウンドゾーン」なるものが存在するそうですが、それが具体的にどういったものかは明かされておらず非常に気になるところ。
「i3アーバンスイート・コンセプト」は、豪華なホテルルームとは異なり、心地よい要素と居心地の良い空間を作りながら、最適な時間を過ごすことに主眼を置いているそうで、「走るホテル」と命名しても特に違和感はなさそう。
改めてインテリアの画像に戻りますが、運転席とダッシュボードは標準の「i3」と変わらないままであるものの、オーナメントパネルなどにはリサイクル素材を活用しているとのことです。
~「i3」の愛嬌ある顔つきって、どこかで見たことあると思ったら…~
そしてこちらがコンセプトモデルの外観。
ブラックをメインとしつつゴールドのアクセントを加えた派手なカラーリングとなっていますが、どことなくフロントマスクやリヤデザインはホンダ新型「フィット4」っぽい愛嬌のある顔つきで、U字形状のLEDデイタイムランニングライトも似たような感じで親近感が湧きます。
こちらはスタンダードな「i3」のリヤデザイン。
U字形状のリヤテールランプも、どことなく新型「フィット4」と似ていて個人的にはかなり好み。
話は変わっちゃいましたが、新型「フィット4」も欧州市場等で販売されることもあり、ユーロチックなデザインに仕上がっているため、かなり期待のできる一台だと思っています。
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Reference:motor1.com