マクラーレン最強のハイブリッドハイパーGT「スピードテール」が最高時速403km/hを30回以上達成。なお初期ロットモデルは2020年2月に納車予定

2020-05-27

~「スピードテール」はパフォーマンスだけでなく快適性にも力を入れるラグジュアリーハイパーGT~

マクラーレンが世界限定106台のみ販売した「F1」の後継モデルに位置するアルティメットシリーズ・新型3シータハイパーカー「スピードテール(McLaren Speedtail)」。

世界限定500台のみ販売された「マクラーレン・セナ(McLaren Senna)/720S」にも搭載の排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンに加え、電気モータを組合わせることでマクラーレン史上最強のパワーを絞りだす一方、最適な乗り心地と空間を提供するラグジュアリーハイパーGTとなります。


~何と最高時速403km/hは30回以上もクリアしていた件~

そんな「スピードテール」のプロトタイプを使って、先日アメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センターにて、最高時速にチャレンジし403km/hを達成していたことが明らかになりました。
マクラーレンの主任テストドライバーであるケニー・ブラック氏が「スピードテール」のテストドライブを務め、現地での高速実行プログラムにおいて、最高時速403km/hを30回以上も達成していることも確認されているそうです。

今回のテスト走行において、マクラーレンCEOのマイク・フレウィット氏は「スピードテールの高速テストプログラム、エクストリームなパフォーマンスとエンジニアリングの卓越性と限界を押し上げることに強く関連するものであり、こうして無事達成できたことは光栄に思う」と説明。

また同氏は、マクラーレンの先駆者的精神を象徴する真の並外れたクルマであり、スーパーカーとハイパーカーのパフォーマンスの新しいベンチマークを設定し続けることを示した一台であるとして、いかにして「スピードテール」が特別なモデルであるかも示しています。

~日本にも複数台納車予定となっている「スピードテール」のスペックは?~

気になる「スピードテール」のパワートレインは、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジン+電気モータを組合わせたハイブリッド仕様で、システム総出力1,070ps/最大トルク1,150Nmを発揮。
0-300km/hの加速時間は13秒未満にて到達し、最高時速は先ほどの通り403km/hにまで到達します。

なおこのモデルは、2020年2月より順次納車される予定で、日本市場にも10台未満(詳細は大人の事情でNG)納車予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS