BMW「i3」のバッテリ容量が大幅アップ。航続可能距離はマックスでも359km走行可能に

2020-05-26

BMW「i3」が大幅改良へ

BMWのiブランドモデルでエントリーグレードの「i3」が、2019年モデルとして登場する際、大容量バッテリを搭載してスペックも大幅に改良されることがわかりました。

2013年に発売スタートした「i3」は、当時のバッテリー容量が22.6kWh(60Ah)であったものの、その3年後となる2016年には33kWh(94Ah)、そして今回の改良により容量は42.2kWh(120Ah)にまで大幅向上することが確定しています。


どの程度までスペックが向上する?

2019年モデルの「i3」は、Dingolfing工場にて生産されている高電圧バッテリを、車輌本体の床面に設置し、12͡͡͡個もの蓄電池を備えた8つのモジュールをセットしています。
それは従来の家庭用ソケットを使用して約15時間にて80%まで充電可能としていますが、BMWのi Wallboxでは約3.2時間で80%もの充電が可能となります。
そして電圧大のクイック充電ステーションにおいては、僅か42分にてほぼフル充電が完了となるシステムを構築しているところです。

この新しい大容量バッテリを搭載することで、「i3」の航続可能距離はWLTPサイクルによれば最大359kmにまで到達することが可能といわれています。
気になるパフォーマンスについては、システム出力170psを発揮し、0-100km/hの加速時間は7.3秒にて到達します。

その一方で、ハイパフォーマンスモデルの「i3s」は、最大345kmにまで走行可能となり、0-100km/hの加速時間は「i3」よりも0.4秒も早い6.9秒にて到達します。

性能だけでなく見た目も大幅アップ

なお、2019年モデルでは、バッテリーの大幅改良に加えて、標準のLEDユニットの代替え品として、マトリクスハイビームを備えたアダプティブLEDヘッドライトを標準装備し、更に新しいボディカラーやインテリアデザイン、iDriveインフォテイメントシステム用の最適化されたメニューディスプレイ、最大10個のデバイスをサポートするワイヤレスホットスポット接続が可能となります。

加えて、追加オプションにおいては、スポーツパッケージと呼ばれるものであり新しい最新のスポーツサスペンションを装着することで全高は10mmローダウンし、足元においても20インチの軽合金ホイールを装着します。

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Reference:motor1.com