何という珍事…アメリカにて、フルモデルチェンジ版・シボレー新型「コルベットC8」のテスト走行を行っていた従業員が速度違反で逮捕。新型「コルベットC8」は警察により没収

2020-05-27

~やはり新型車の公道でのテスト走行はリスクの高いもの?~

アメリカ・ケンタッキー州ボウリンググリーンにて、ゼネラルモーターズ(GM)の従業員がシボレーのフルモデルチェンジ版・新型「コルベットC8(Chevrolet Corvette C8)」の開発車両にてテスト走行を行っていたところ、制限速度70km/hのところを*40km/hの速度超過(つまり110km/hにて走行中)となり、ケンタッキー州警察の取締りを受け、ゼネラルモーターズの従業員2名(ドライバと助手席には解析担当のエンジニア)が逮捕されました。


~どうしても速度が必要なテストはサーキット以外では厳しい?~

今回のテスト走行では、吸気及びエキゾーストシステムのテスト走行を行うため、ある一定以上のスピードにて走行する必要があり、その結果として110km/hというスピードに達してしまったとのこと。

ただ、今回のハプニングを受けてGM側は「テスト車両に関連する出来事であると認識しており、現在詳しく調査を進めている。当社にとっても、常に安全性を最優先事項としているため、今回のことが事実であれば非常に残念である。これ以上のコメントは控えさせていただく」としています。

そして今回の速度違反による問題について、けが人は一人もいなかったものの、「コルベットC8」はケンタッキー州警察によって没収されているとのこと(上の画像が実際に没収されたシーン)。
テスト走行中に発生した何とも珍しい今回のハプニングですが、テスト走行中に車両が大破するといった事故は、過去にパガーニやケーニグセグであったものの、警察に逮捕されるというのは非常に珍しいのではないかと思います。

~実はフォードもテスト走行中に捕まってました~

っとは言いながらも、過去にフォードのスーパースポーツモデル「フォードGT」を従業員がテスト走行を行っていたところ、こちらも2倍以上の速度超過により逮捕されたことがあったため、なかなかにこういったことは公にされていないだけで、意外と頻繁的に発生しているのかもしれませんね。

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Reference:Automobile