【価格は2,680万円から】フェラーリ新型「ローマ(Roma)」の受注が遂にスタート!フェラーリはスーパーカーを所有したことのない全く新しい顧客層をターゲットにしているようだ

2020-05-27

~遂に日本市場でも受注受付け開始!~

フェラーリのエントリーGTモデルとなる新型「ローマ(Ferrari Roma)」が、遂に日本市場でも受注をスタートしたとのこと。

つい先日、いつもお世話になっているフェラーリ・ディーラの方からご連絡を頂き、新型「ローマ」の車両本体価格が2,680万円からにて販売するとのことで、既にフェラーリがエントリーモデルとして発売しているオープン2ドアモデル「ポルトフィーノ」の2,577万円よりも+103万円増にて購入することが可能になります。


~フェラーリはまだまだ新規顧客をターゲットにしたモデルを販売していく予定~

なお、フェラーリがこの度新たに販売スタートする2ドアGTモデル「ローマ」は、角を削ったマイルドなボディスタイルを持つことで、これまでラインナップされてきた「488シリーズ/F8トリブート/812スーパーファスト」といったエッジの効いたモデルとは一線を画す一台に。

更にフェラーリのマーケティング統括部長であるエンリコ・ガリエッラ氏も、これからのライフスタイルに役立てるモデルであること、更にはスーパーカーに興味を持たず、むしろフェラーリを敬遠していた人たちが購入したくなるような(高級なSUVやセダンを所有する層をターゲット)、そんな新しいフェラーリを生み出したと説明。

新型「ローマ」は、「ポルトフィーノのクーペ版」や「アストンマーティンっぽい」といった印象が強いようですが、フェラーリとしてはそういった意味合いでこのモデルを発表したわけではなく、あくまでもフェラーリと顧客との距離感を縮めるような、そんなフレンドリーな2ドアクーペであり、今後発表されるであろう新型SUV「プロサングエ」に続く重要な一台であることも明らかにしています。

そして、フェラーリは2022年までにGT系統のモデルの販売比率を32%から40%に引き上げるとしていて、より積極的に「ローマ」を販売していくこと、更には迅速な納期対応に見合う生産能力の向上などを図っていることから、間違いなく既存顧客に加えて新規顧客も獲得することが可能になると思われます。

個人的には、マセラティやジャガーといった輸入車の中でも高い価格帯のモデルを所有するユーザーたちを主体として販売するのではないか?とも考えていますが、そうなると生産能力を向上させる以上に受注が更に集中することは確実だと思われ、納期も1年~3年が当たり前になってしまうのかもしれませんね。

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