ベントレーがGPアイスレースに向けた過激スポーツモデル「アイスレース・コンチネンタルGT」を発表!626馬力を発揮するグリップモンスターだ

2020-05-27

~ベントレー何かとユニークなモデルを発表するようになった~

ベントレーは、1月末から2月初めにかけてオーストリアのツェルアムゼーにて開催されるGPアイスレースの出場に向けた過激スポーツモデル「アイスレース・コンチネンタルGT(Bentley Ice Race Continental GT)」を世界初公開しました。


~見た目だけでなく、雪上に適応した改造も施されている~

このモデルは、2019年に発表したパイクスピークモデルからインスパイアされたカラーリングに仕上げられており、アイスレースにて適した走りを提供できるよう3つのチャンバーエアスプリングや48Vアクティブアンチロール制御システム、鋳鉄製ブレーキを採用しています。
これにより、雪上であっても驚異的な安定性とコントロール性能を十分に確保しており、まるでラリーカーのようなフレキシブル且つ過激な走りが可能になるとのこと。

このレースに参戦する22歳のイギリス人ドライバによれば、「このモデルはダイナミック且つ機敏で、レスポンスがとにかく早くて驚きの連続である」と説明しており、既にレースにおける準備も万端。

パワートレインについても、排気量6.0L W型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力626hp/最大トルク900Nmを発揮。
更に直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は3.6秒、最高時速は333km/hにまで到達します。

この他の装備内容については、可能な限り生産モデルに近いコンディションに調整されていることと、セーフティコンプライアンスに準じて、リヤロールケージや消火システム、レーシングシート、ハーネスは絶対装備となっています。

更にベントレーは、乗車高の改良やトラック幅を15mmワイド化、スタッド付きピレリスコーピオタイヤ、Lazer高性能ライト、Akrapovicエキゾーストシステム、特注ルーフラックといった追加装備も施しています。

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Reference:CARSCOOPS