あの帝王が完全敗北?!フォルクスワーゲン「I.D.R」とマクラーレン「720S」がドラッグレースバトルを繰り広げたら大変なことに…【動画有】

2020-05-27

~まさかドラッグレースの帝王にこんな日が訪れようとは…~

2019年、フォルクスワーゲンの100%EV仕様でレーシングモデルとなる「I.D.Rレースカー」が、パイクスピークヒルクライムにて7分57秒というとんでもない記録を更新し、中国・天門山でのヒルクライムでも7分38秒という記録を更新、更にはドイツ・ニュルブルクリンクサーキットのノルドシュライフェでは、圧倒的ともいえる6分5秒での記録更新となり、その知名度を一気に高くしました。

そんなレーシングモデルの「I.D.R」ですが、今回トップギヤのクリス・ハリス氏によってサーキットでのテスト走行が行われ、更にはドラッグレースの帝王でお馴染みとなるマクラーレン「720S」とのドラッグレースバトルも繰り広げられました。


~ドラッグレースの帝王「720S」はそう簡単に倒せる相手ではない~

マクラーレン「720S」といえば、過去これまで登場してきたブガッティやポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリといった数多くのハイパフォーマンスモデルを圧倒し、コーナリング性能だけでなく直線性での加速とその後の伸び力においても強い力を発揮してきたため、ほぼ負けなしの帝王としても有名。

そんなマクラーレンのパワートレインは、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力720ps/最大トルク770Nmを発揮しますが、おそらく数値では表現しきれないほどの並外れたバランス力と空力特性の全てがマッチしていることもあって、ブガッティ「シロン(Bugatti Chiron)」のような1,500psを発揮する個体であっても圧倒できるだけのバランスを所持しているのでしょうね。

そのモデルに挑むのが、フォルクスワーゲン「I.D.R」となるわけですが、このモデルのパワートレインはモーター2基を搭載し、システム総出力680hp/最大トルク650Nmを発揮と「720S」に比べて控え目。
但し、ボディ素材は全てカーボンファイバを採用し、軽量化に軽量化を重ね車体重量は1,100kg以下を実現。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2.2秒未満にて到達するため、モーター本来の高いアシスト力と加速力によって、電気自動車として強みを一気に爆発させます。

~最初の立ち上がりが肝心!早速その動画を見ていこう~

そして以下の動画では、実際に帝王「720S」とのドラッグレースバトルが繰り広げられているのですが、まさかの帝王が完全敗北という結果に。
一体どれだけの差を付けられ、最初の加速の立ち上がりで「I.D.R」がどれだけクレイジーな加速力を見せつけてくれたのかをチェックしていきましょう(一部演出も入っていると思いますが、「I.D.R」の加速力が高いのは確か)。

【PREVIEW: Volkswagen I.D. R vs McLaren 720s | Top Gear: Series 28】

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